生きて働く言語能力を育てる「国語科学習指導の具体策」を提案します!

 授業展開案1  単元名「相手や目的に応じて書こう」 1/8時の本時案
本時の指導 
指導目標
  目的や相手に応じたいろいろな表現方法に気付かせる。
本時の展開
過程
学習活動
教材・資料
指導上の留意点
評価規準と評価方法
◆Cの状況にある
生徒へ
の手立て



1 人に何かを伝えるための方法について考える。

2 事前に取った書く力に関するアンケート結果を参考にして、身に付けたい力について考える。
いろいろな説明の形式について知り、違いに気付こう



アンケート
学習計画表
○これまで、人に情報を知らせるためにどんな方法をとってきたか想起させる。
身に付けるべき知識・技能を意識できるように、アンケート結果をグラフ化して提示する。
  
 
















3 教材1の具体例や身近にあるポスター、パンフレット、リーフレット 等を観点に従って比較し、その違いに気付く。
〔観点〕
・目的
  ・相手
  ・特徴(表現の工夫)
〔教科書の具体例〕
  ・レポート・新聞
  ・案内状・調査報告文


5 気付きを学級で報告し合って、人に情報を伝えるための資料の特徴について全体でまとめる。
教材1
ワークシート@
具体物
(例示する資料)
・ポスター
・パンフレット
・リーフレット
・案内状
・レポート



ワークシート@








○「分かりやすく書こう」の具体例を使って、説明や記録の仕方を、「相手」や「目的」や「特徴・表現の工夫」などの項目でワークシートに整理するよう指示する。
○具体物を比較して気付いた違いをノートにできるだけたくさんメモするように促す。
○友達と気付きを交換し、特徴についての気付きを具体的に書くよう助言する。


○相手に伝えたいことを明確に伝えるために必要なことは何か、自分なりの考えをもたせるようにする。













ア−1 リーフレットを書くために、相手に伝えたいことが分かりやすく伝わる説明や記録の仕方について具体的に見付けようとしている。
【ワークシート@の記述】
◆観点に合わせて気付きを書くよう指示し、書き方を具体的に例示する。


6 本時の学習を振り返り、次時への見通しをもつ。


○次時は、目的や相手に応じた表現の工夫について学習し、単元の学習計画を立てることを知らせる。  
学習計画表は、単元を通して同じものを使用しています。また、同一番号のワークシートはすべて同じ内容です。