平成21年度 佐賀県教育センター
個別実践研究 中学校家庭科教育研究委員会

生徒は、家庭科の授業の中で調理実習には喜んで取り組みますが、実習したことや栄養バランスのとれた食事をすることの大切さなど、学習したことがなかなか実際の食生活には結び付いていないようです。このことから、食生活における実践力の育成には課題があるといえます。そこで、確かな実践力をはぐくむための指導方法の改善を図ることが重要となります。
新学習指導要領においても、以下の2点について一層充実させることが求められています。
○ 今まで以上に実践的な学習が重視
○ 自ら課題を発見し、食生活を主体的に考えることができるような学習
そこで、本研究では、自らの食生活における課題を設定し、その解決のための方法を考え実践し、解決を図るといった一連の学習過程を明確に位置付けた指導計画や題材を提案しています。また、これら一連の活動の充実を図ることができるような食生活の指導の在り方について、次のように提案しています。
@新学習指導要領を基にした、3年間を見通した指導計画案
A小・中学校の「食生活」に関する指導内容の対照表
B問題解決的な学習を重視した授業実践
(自らの課題に気付かせ、その課題の解決方法の見通しをもたせる授業の提案) |
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平成21年度個別実践研究 |
松尾 由美 (佐賀県教育センター所員) |
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