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「ビジネス基礎」は,生徒にとっては,入学してはじめて学習する専門科目の一つであり,商業の専門科目を学習する上で欠かせない基本的な内容となっています。今回提示する単元では,国際化の進展と関連し,ビジネスの場面で外国人と接する場合のマナーや簡単な会話表現を身に付けさせることを目標とします。この単元では英語を苦手とする生徒でも,抵抗なく学習に取り組めるように指導をすることが課題となります。 そこで,指導に当たっては,導入の授業で接客英語のディジタルコンテンツ教材を作成して,活用することで興味・関心を高めていくようにしました。中学校から学んできた基礎的な英語を中心に楽しく工夫したマルチメディア教材を活用することで,ビジネスにおける英会話に対する意欲を高め実践しようとする態度を育てていくことができると考えました。 |
教材の説明 | |||
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FLASHを活用したディジタル教材で,音声とアニメーション効果により生徒自身の各自の課題に沿って,学習することが出来る教材です。 また,普通教室でも視聴覚教材として提示用教材としても取り扱うことができます。 |
会話文を学習する際に,会話文と音声を繰り返し練習することができます。 | 単語の習得をする際,画像をクリックすると音声とスペルの画面へ移動します。 | 金額の読み方を学習する際,数字をクリックすると,音声と表記の画面へ移動します。 |
単元: 第6章 外国人とのコミュニケーション 第3節 日常の英会話 | ||||
題 材 | 「飲食店での接客」 | |||
題材の ねらい |
ビジネスでは様々な場面でコミュニケーションが要求される。その中で飲食店においては,決まった接客用語とビジネスマナーがある。生徒にとっては飲食店で注文をするという身近な日常生活での行動を,中学校までに学んできた簡単な英語を活用して外国人と接する場合のマナーや簡単な会話表現を身に付けることができる題材である。 | |||
授業計画 |
目標 | 教師の指導・支援 | ||
1 時 間 目 |
・ 飲食店における場面での外国人と接客する際,日常よく用いられる会話の習得に関心をもち,意欲的に取り組もうとする。 ・ 飲食店での会話について,場面や状況によって適切に聞いたり話したりして,コミュニケーションを取ろうとする。 ・ 飲食店での外国人へ接客する会話において基礎的・基本的な知識を身に付ける。 |
各場面での状況を説明し,ディジタルコンテンツを活用して意欲や関心を高める。 新しく学んだ知識を深め合うよう,ペア学習を行い実践的に活動できるよう支援する。 |
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2 時 間 目 |
・ 飲食店(回転寿司屋)における外国人との接客マナーや会話の習得に意欲的に取り組もうとする。 ・ 飲食店(回転寿司屋)の場面において,ALTと外国人と接客を行う会話を行い,ALTとの会話を正確に聞き取ったり話したりしてコミュニケーションを取ることができる。 |
生徒の身近な飲食店でのマナー会話についてディジタルコンテンツを活用させて学ばせる。 生徒がALTとの実践的なグループ学習を円滑に行えるよう,各自の能力に応じ指導を行う。 |
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