ネット検索

単元名

ネット検索(3時間) 【(2)情報の収集・発信と情報機器の活用 ア.情報の検索と収集】

単元について

 検索エンジンでキーワード検索をする方法を習得する。さらに,必要とする情報を効率的に検索・収集するためにキャッシュや検索演算子の使用方法を学び,辞書検索なども紹介する。このとき情報の信ぴょう性を確かめることについても指導する。(大手新聞社のWebサイトであれば情報の信ぴょう性は高い,個人が発信しているWebサイトであったとしても複数のURLアドレスを比較して同じ内容の情報が得られれば信ぴょう性は高くなる)
 最後に,演習として課題を提示し検索エンジンを活用して必要な情報を効率的に検索・収集する方法を確認する。

単元の目標

(1) 検索エンジンの仕組みに関心をもち,検索演算子の利用に取り組もうとする。
(2) 検索演算子や詳細検索の工夫を考えることができる。
(3) 検索エンジンなどを利用して情報を収集し,分析をすることで報告書を作成できる。
(4) 検索演算子の使用方法を理解するとともに,複雑な使用をして目的の情報にたどり着く方法を理解する。

単元の評価規準
  ア 関心・意欲・態度 イ 思考・判断 ウ 技能・表現 エ 知識・理解
内容のまとまりごとの評価規準 情報通信ネットワークやデータベースなどの活用に関心をもち,実習課題の解決を通して情報を効果的に収集・発信しようとするとともに,情報の収集・発信における問題に対処しようとする。 情報通信ネットワークやデータベースなどを活用して情報を収集・発信する方法を工夫するとともに,情報の信憑性やプライバシーへの配慮などを考える。 情報通信ネットワークやデータベースなどを活用して情報を効率的に検索・収集し,効果的に発信・共有する。 情報を効率的に検索・収集する方法,情報を発信・共有するための工夫や取決め,情報の収集・発信における問題点と対処法を理解している。
単元の評価規準 情報検索をするための検索エンジンに関心をもち,検索演算子 AND OR NOT などの働きについて探求する姿勢をもつ。 有用な情報を素早く得るための検索演算子を使いこなすことができる。また,情報の信ぴょう性を判断することができる。 検索・収集した結果を分析し分かりやすくまとめることができる。 検索演算子のはたらきなどを理解している。

本時の目標

(1) インターネットの検索エンジンを使った,情報検索について理解する。
(2) 複数のURLアドレスを比較して情報が一致しているか調べ, 情報の信ぴょう性を判断する。
(3) 複数キーワードで検索したり,キャッシュを利用することで,必要な情報を効率的に検索・収集することを理解する。

授業展開例 1限目 2限目 3限目
段階 学習活動 指導上の留意点 評価
導入
5分
本時の内容を知る。

   
展開
40分
一つのキーワードで検索する方法を学習する。 情報の信ぴょう性を確認するために複数のWebサイトを比較して,記述に違いがないか確認することを指導する。

一つのキーワードだけで検索すると,全く別のページまで検索されてしまう問題があることを伝える。

(知識・理解)検索エンジンの基本的な使い方を理解したか。[評価方法,ワークシート]
ワークシートの問題を解く。 Webで調べた情報が正しいことを確認するために,比較したURLを列挙させる。

(思考・判断)複数のURLを比較しているか。[評価方法,ワークシート]

複数のキーワードで検索する方法を学習する。 キャッシュを利用すると,キーワードに色付けがされるので探しやすくなって,キーワードに関連したWebサイトなのか,そうではないのか素早く判断できることを指導する。

(知識・理解)キーワード検索やキャッシュを利用を理解している。[評価方法,行動観察]
ワークシートの問題を解く。

   
まとめ
5分
本時のまとめをする。
授業プリントを提出する。
   

ワークシート

■ 情報の信ぴょう性
 
 インターネットで得られる情報は必ずしも正しいとは言えない。検索で得られたページをいくつか比較して,信ぴょう性を確認することが必要である。
 
■検索の基本(一つのキーワード)
             
 インターネットには大量の情報が存在する。この中から自分に必要な情報を取り出すにはYahoo! JAPAN(http://www.yahoo.co.jp)などの検索エンジンを使うのが便利である。
 画面上のInternet Explorerのアイコン をダブルクリックして,[アドレス(D)]にhttp://www.yahoo.co.jp と入力するとYahoo! JAPANのページにアクセスできる。
 
 
[検索]ボタンの左横の枠にキーワードを入力して,[検索]ボタンをクリックすると,入力したキーワードに関連するページの一覧が表示される。例えば,「佐賀」と入力して[検索]ボタンをクリックすると,キーワード「佐賀」に関係するページが表示される。
 
ただし,直接キーワードに関係ないページも検索されてしまう場合もあるので,検索結果を一つずつ見て,自分が欲しかった情報なのか判断する必要がある。
 
(例)「佐賀」と検索すると,「高知県佐賀町」まで検索されてしまう。
 
 次のキーワードで検索をして,キーワードに関する
簡単な解説を記入せよ。
メモリ効果



 
参考URL

 

色温度



 
参考URL

 

唐津くんち



 
参考URL

 

好きなキーワードを入れる
授業担当者がキーワードを入れて下さい。


 
参考URL

 

好きなキーワードを入れる
授業担当者がキーワードを入れて下さい。


 
参考URL

 

 
■複数のキーワード
 
 一つのキーワードだけでは関係のないページまで表示されてしまう場合は,キーワードを複数入力することでページを絞り込むことができる。
 「鹿島」だけだと,佐賀県鹿島市と関係ないページまで検索結果として表示されるが,「鹿島 佐賀」と入力して検索すると,佐賀県鹿島市のページだけに絞り込むことができる。
 
 
■キャッシュの利用
 
 複数のキーワードを設定して検索した場合でも,直接は関連のないページが多く検索されてしまう。その場合は「キャッシュ」を使うと便利である。
 
キャッシュをクリックするとキーワードとして使用した単語に色が付けられるので本当に自分が知りたかった情報に関連するページなのか素早く判断できる。
 
 次のキーワードで検索をして,キーワードに関する
簡単な解説を記入せよ。
 
 
佐賀県の経ヶ岳について



 
参考URL

 

佐賀県の増田神社について



 
参考URL

 

佐賀にあるお茶発祥の地について



 
参考URL

 

佐賀にある修道院について



 
参考URL

 

好きなキーワードを入れる



 
参考URL

 

ワークシート(一太郎形式)  ワークシート(ワード形式)