児童生徒の実態を把握して、適切な支援を検討するためには、客観的な共通の基準が必要です。児童生徒に関する情報収集の方法には、「観察法」「面接法」「質問紙法」の3つの方法がありますが、客観的な共通の基準としては「質問紙法」が有効であると考えます。
質問紙には様々な種類がありますが、本研究では、「がばいシート」と「Q-U」を使用することにしました。「がばいシート」と「Q-U」を選択した理由は、以下の通りです。
★児童生徒一人一人の「個人」の状態と「学級集団」の状態を同時に把握することができる。
(「Q−U」「がばいシート」)
★実践を客観的に評価することができる(「Q−U」「がばいシート」)。
★短時間で実施することができる(「Q−U」「がばいシート」。)
★誰でも容易にダウンロードできる(「がばいシート」)。
★標準化された質問紙である(「Q−U」)。 |