研究会での成果や課題を日々の教育実践に生かしましょう!
研究会で確認し合った成果や課題を日々の教育実践につなげるには、下の図のような流れが考えられます。ここでは、日々の教育実践につながる実践計画の立て方を示します。
研究会で明らかになった成果や課題が、以下の場合の実践計画例を示します。
【例】
○ 成果 ・ 終末の振り返り活動が今後の学習意欲につながった。 |
○ 課題 ・ 学習意欲が高まるような学習の目標提示の仕方を工夫する必要がある。
・ 話合いが活性化するような工夫が必要である。 |
これらの課題に対して、日々の教育実践ができるように、5W1H法で話し合う例が以下の表です。
【5W1H法での役割分担計画の記入例】
いつ |
誰が |
何を |
どこで |
なぜ |
どうする |
水曜日の
算数の時間 |
3−1 担当教諭 |
提示する
学習の目標 |
導入 |
学習意欲の高揚が見られないから。 |
具体物を用意する。 |
2−2 担当教諭
|
話合いの工夫 |
展開 |
集中力が持続しないから。 |
型をつくる。 |
5−1 担当教諭 |
振り返りシート |
終末 |
次時の学習につなげられるから。 |
振り返り活動用のワークシートを作る。 |
このように、役割分担をして、研究会を生かした実践につなげることができます。