生活をよりよくしようとする生徒を育てる問題解決的な学習の進め方を提案します!

平成24年度 佐賀県教育センター個別実践研究

中学校家庭科教育研究委員会

課題をもって生活をよりよくしようとする能力と態度を育成するための学習指導の工夫の一つに、学習指導要領では問題解決的な学習の充実が挙げられています。そして、生徒自らが課題を発見し、習得した知識と技術を活用し意欲をもって追究し、解決のための方策を探るなどの学習を繰り返し行うことが大切であるとされています。そのためには、問題解決的な学習の進め方として、計画、実践、評価、改善の一連の学習過程を適切に組み立て、生徒が段階を追って学習を深められるように配慮する必要があります。しかし、平成19年度に実施された国立教育政策研究所の「特定の課題に関する調査(技術・家庭)」によると、学校では、問題解決的な学習の授業実践が約50%と低い現状があります。理由として、教師が、生徒に問題解決的な学習を主体的に取り組ませることについて困難さを感じていることが考えられます。
 そこで、本研究では、生徒が主体的に学習できるように計画の段階での取組を充実させた問題解決的な学習の進め方を提案し 、話合い活動を取り入れることで多角的な考えをもたせ、生活をよりよくしようとする能力と態度の育成につながるような授業展開を提案します。

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平成24年度個別実践研究
                                           岩永 順子       (佐賀県教育センター所員)
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