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〈本時の実践例〉 6・7/9  
(1) 目標 
説明の工夫を使って、おもちゃの作り方を説明する文章を書くことができる。
(2) 指導の実際  
学習活動
        ○指導上の留意点  ■ICTの活用
        ●形成的評価とそれに基づく支援
1 前時の学習を振り返り、本時のめあてを確認する。

せつめいのくふうをつかって、一年生に分かりやすい「作り方」を書こう。
○ 教師作成の「なるほどせつめいカード」を提示し、説明の工夫を見付けさせる。
■ 「しかけカードの作り方」の学習で学んだ表現が分かるスライドを電子黒板で提示する。
2  「作り方」を書く。
〈はじめ〉
何の作り方をせつめいするのかみじかく書く。
〈中〉
だんらくのはじめに、じゅんじょをあらわすこ
とばをつかう。
数字や絵をつかう。
作るときに気をつけることを書く。
〈おわり〉 せつめいをおわることを書く。



 
  
        

      
   




○  〈はじめ〉の部分は、何の作り方を説明するのかを一斉指導で書かせる。
○ 〈中〉の部分は、4つの段落で、色分けした短冊に書かせる。
○ 4枚の挿絵に合う文章を考えさせる。
○ 以下の言葉を使って書いている児童を称賛する。

順序を表す言葉 まず、次に、それから、最後に など
数字を表す言葉 3cm、2本、3個 など
場所を表す言葉  上、下、真ん中、はし など
大きさを表す言葉 小指くらいの、「ハ」の字のように など
気を付けること 〜しないように、〜しましょう、気をつけましょう、注意しましょう など


■ 説明の工夫を生かして書いている児童の短冊を電子黒板で提示し、表現のよさを全体に広げる。


● 書き進んでいない児童には、実物を見せたり、グループの友達の文章を参考にさせたりする。

【評価】関
説明の工夫を使って、「なるほどせつめいカード」を意欲的に書こうとしている。
〔せつめいカードの記述と発言内容〕

3  出来上がった短冊を読み返す。

【予想される児童の発言】
「じゅんじょことば」があるから、つながっているのが分かる。
三つ目のたんざくに、「○○ことば」をつかうと分かりやすくなる。
「気をつけること」をかいているから、ちゅういするところが分かる。 
                                    など
○ 短冊と短冊の内容がつながっているか、短冊と挿絵が合っているかを確認させる。
○ 説明の工夫を入れて書くことが出来ているか、グループで検討したり、違うグループの児童にアドバイスをもらったりするように促す。
○ 必要に応じて、挿絵の差し替えや文章の修正をさせる

■ 出来上がった児童の短冊を電子黒板で掲示し、作品の全体としてのつながりやまとまりに視点を向けさせる。


【評価】書イ
説明の工夫を使って、おもちゃの作り方を説明する文章を書いている。
【評価】書ウ
事柄の順序にそって、つながりのある文章を書いている。
〔せつめいカードとチェックカードの記述内容〕

 
評価の実際

4 チェックカードに振り返りをする。 ○ チェックカードに、書き終えた作品の自己評価をさせる。
○ 短冊を「なるほどせつめいカード」に貼らせる。
5 次時の学習について見通しをもつ。 ○ 出来上がった作品を読み合って交流することを知らせる。
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