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○指導上の留意点 ■ICTの活用
●形成的評価とそれに基づく支援 |
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1 前時の学習を振り返り、本時のめあてを確認する。
せつめいのくふうをつかって、一年生に分かりやすい「作り方」を書こう。 |
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○ 教師作成の「なるほどせつめいカード」を提示し、説明の工夫を見付けさせる。
■ 「しかけカードの作り方」の学習で学んだ表現が分かるスライドを電子黒板で提示する。 |
2 「作り方」を書く。
〈はじめ〉 |
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〈中〉 |
だんらくのはじめに、じゅんじょをあらわすこ
とばをつかう。 |
数字や絵をつかう。 |
作るときに気をつけることを書く。 |
〈おわり〉 |
せつめいをおわることを書く。 |
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○
〈はじめ〉の部分は、何の作り方を説明するのかを一斉指導で書かせる。
○ 〈中〉の部分は、4つの段落で、色分けした短冊に書かせる。
○ 4枚の挿絵に合う文章を考えさせる。
○ 以下の言葉を使って書いている児童を称賛する。
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順序を表す言葉 |
まず、次に、それから、最後に など |
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数字を表す言葉 |
3cm、2本、3個 など |
・ |
場所を表す言葉 |
上、下、真ん中、はし など |
・ |
大きさを表す言葉 |
小指くらいの、「ハ」の字のように など |
・ |
気を付けること |
〜しないように、〜しましょう、気をつけましょう、注意しましょう など |
■ 説明の工夫を生かして書いている児童の短冊を電子黒板で提示し、表現のよさを全体に広げる。

● 書き進んでいない児童には、実物を見せたり、グループの友達の文章を参考にさせたりする。
【評価】関
説明の工夫を使って、「なるほどせつめいカード」を意欲的に書こうとしている。
〔せつめいカードの記述と発言内容〕 |
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3
出来上がった短冊を読み返す。

【予想される児童の発言】
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「じゅんじょことば」があるから、つながっているのが分かる。 |
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三つ目のたんざくに、「○○ことば」をつかうと分かりやすくなる。 |
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「気をつけること」をかいているから、ちゅういするところが分かる。 |
など
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○ 短冊と短冊の内容がつながっているか、短冊と挿絵が合っているかを確認させる。
○ 説明の工夫を入れて書くことが出来ているか、グループで検討したり、違うグループの児童にアドバイスをもらったりするように促す。
○ 必要に応じて、挿絵の差し替えや文章の修正をさせる。
■ 出来上がった児童の短冊を電子黒板で掲示し、作品の全体としてのつながりやまとまりに視点を向けさせる。
【評価】書イ
説明の工夫を使って、おもちゃの作り方を説明する文章を書いている。
【評価】書ウ
事柄の順序にそって、つながりのある文章を書いている。
〔せつめいカードとチェックカードの記述内容〕 |
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4 チェックカードに振り返りをする。 |
○ チェックカードに、書き終えた作品の自己評価をさせる。
○ 短冊を「なるほどせつめいカード」に貼らせる。 |
5 次時の学習について見通しをもつ。 |
○ 出来上がった作品を読み合って交流することを知らせる。 |