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〈本時の実践例〉 2/9

 
(1) 目標 
 ○ 「読む視点」に沿って読み、物語の内容を捉えることができる。  【C読むこと(1)ウ】
(2) 指導の実際  
学習活動
○指導上の留意点  ●形成的評価とそれに基づく支援
1 前時の学習を振り返り、本時のめあてを確かめる。 














物語の大体の内容を読み取ろう。
○  感想文を書くための3つのコツを押さえる。
コツ1 物語の内ようを読み取る。
コツ2 「初め」「中」「終わり」の組み立てで書く。
コツ3 思ったことや感じたことを表す言葉を使う。
○ ワークシートAを配り、記名させる。
○ 感想文を書くために、
コツ1 物語の内ようを読み取る。
ことを知らせる。
○ 提示物
コツ1 物語の内ようを読み取る。
に印を付ける。
○  感想文を書くためには、しっかり読み取ることが大切であることを知らせる。

○ 本時は、物語の大体の内容を読み取っていくことを知らせる。
2 物語を読む視点を確かめる。

○ 「一つの花」で学習したことを思い出させ、物語の内容を捉える際の視点について発表させる。
   (時)(場所)(登場人物)(出来事)
○ 教科書54ページ上段の手引きを参考に、視点を確かめさせる。
   (時・場所)(登場人物)(出来事)(結末)
3 「三つのお願い」を通読する。 ○  視点に沿って読ませるために、視点を表す言葉にサイドラインを引かせながら黙読させる。
● (出来事)(結末)について読む視点が分からない児童には、ワークシートにある具体的な言葉
  ・(出来事)→「初めに」
  ・(結末) →「最後は」
に着目させ、読む視点を確かめさせる。
● (出来事)についてサイドラインを引けない児童には、お願いがかなったときのキーワード「どんぴしゃり。お願いがかなった」を知らせ、サイドラインを引かせる。次に、そのキーワードが最初に出てくる(P46L3)までの出来事を口頭で確認し、「だれが」「どうして」「どうなったか」についてサイドラインを引かせる。
● (結末)についてサイドラインを引けない児童には、3つ目のお願いについて口頭で確認し、「だれが」「どうして」「どうなったか」についてサイドラインを引かせる。
4 視点に沿って読み取ったことをワークシートAにまとめる。
(@)(時・場所)(登場人物)についてまとめ、全体で確認する。
(時)一月一日
(場所)アメリカ
(登場人物)ゼノビア〈ノービィ〉、ビクター、ママ
   
(A)(出来事)(結末)について、読み取ったことを発表する。
(出来事) ゼノビアは、一月一日に自分が生まれた年にできた一セント玉を拾い、お願いがかなった。など
(結末) 友達のビクターとけんかしたけれど、仲なおりした。 など


(B)(出来事)(結末)についてまとめる。

《読み取ったことをワークシートにまとめている児童の様子》



○ (時・場所)(登場人物)について、ワークシートにまとめさせ、発表させる。
○ どの叙述で分かるのかについても発表させ、全体で確かめさせる。



○ どの叙述で分かるのかについても発表させる。








○ (出来事)(結末)について、読み取ったことをワークシートにまとめさせる。

【評価】ウ−1
「読む視点」に沿って読み、物語の内容を捉えている。
[ワークシートの記述内容]

 

評価の実際


○  ここで確かめた視点が、感想文を書くときに生かせることを知らせる。

○  3つのお願いそれぞれの内容については、次時に学習することを伝える。

5 本時の学習の振り返りをして、次時の学習について見通しをもつ。
○ ワークシートAで自己評価をさせる。
○  あらすじだけでは感想文にならないことを押さえ、自分の考えや体験を書き加えていくために、次時はそれぞれのお願いについて詳しく読んでいくことをワークシート@で確かめさせる。
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