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第3学年の実践

1 単元名 人物の気持ちを考えながら読もう 
  教材名 「サーカスのライオン」  川村 たかし 作   
   出  典 『新しい国語』 3年下 東京書籍
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【授業者の願い】

本単元では、主人公の気持ちの変化を考えさせるための手立てとして、心情曲線に表す活動を行う。主人公の気持ちを想像させ、その根拠となった大事な一文(中心となる人物の気持ちが大きく変わったことが分かる一文)を選ばせ、その一文を選んだ理由を交流させることで、場面の移り変わりに注意しながら、人物の気持ちの変化をとらえる読み方ができると考える。

また、大事な一文とその一文を選んだ理由を書いた「サーカスのライオン」の帯を作って交流させることで、一人一人の感じ方について違いがあることに気付くことができるであろう。

本単元では、主に人物の言動から気持ちの変化をとらえる読み方の習得を図り、本単元以降の物語文では、地の文の情景からも気持ちの変化をとらえる読み方へとつなげていきたい。

2 単元の目標
(1) 物語を読み、心情曲線を基に考えたことを発表し合う活動を通して、主人公の気持ちの変化を考えたり、一人一人の
 考え方の違いに気付いたりしながら読むことができる。
3 単元の評価規準
観点
評価規準
ア 国語への
   関心・意欲・態度
1 物語を読んで、主人公の気持ちの変化に着目し、その変化を表す大事な一文を見つけようとしたり、その一文を選んだ理由を述べたりして、心情曲線に表そうとしている。
イ 読む能力 1 物語を読み、場面の移り変わりに注意しながら、主人公の気持ちの変化をとらえることが できる。【C読むことウ】
2 物語を読み、友達と交流する活動を通して、一人一人の感じ方について違いがあることに気付くことができる。【C読むことオ】
 
ウ 言語についての知識・
   理解・技能
1 大事な一文を選び、その一文を選んだ理由を書くために必要な語句を増やすことができる。【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項(1)イ(オ)】
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4 単元の計画(全8時間)
主な学習活動
指導目標 【 】は評価規準
略案とワーク
@
教師の読み聞かせを聞き、物語の中で大事だと思う一文とそれを選んだ理由を書き、発表する。

単元のめあてと学習内容を知る。

大まかな学習計画を立てる。
大事だと思う一文を選ばせ、これからの学習の見通しをもたせるようにする。【ア−1】
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ワークシート
教師のモデル
学習計画
A
場面を分け、小見出しを書き、物語の全体をとらえる。 場面を分け、場面ごとに出来事を整理して小見出しを書き、物語の大まかな内容をとらえることができるようにする。【イ−1】
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ワークシート
B
登場人物の人物像をとらえる。 叙述から、じんざと男の子の人物像について読み取ることができるようにする。【イ−1】
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ワークシート
C
場面の移り変わりに合わせて、じんざの心情の変化を読み取る。
【二の場面】
少年との出会いにより、少しずつ変化していくじんざの気持ちを叙述に基づいて読み取ることができるようにする。【イ−1】
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ワークシート
じんざの顔
板書用
じんざの顔
児童配布用
D
場面の移り変わりに合わせて、じんざの心情の変化を読み取る。
【三の場面】
少年との交流を通して、火の輪くぐりへの意欲を奮い立たせていくじんざの気持ちの変化を叙述に基づいて読み取ることができるようにする。【イ−1】
本時の実践例
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ワークシート
E
場面の移り変わりに合わせて、じんざの心情の変化を読み取る。
【四の場面】
少年のために命を省みずに炎に飛び込んでいくじんざの気持ちの変化を叙述に基づいて読み取ることができるようにする。【イー1】
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ワークシート
F
サーカスや周囲の人の様子から、じんざの気持ちを想像する。
【五の場面】
サーカスや周囲の人の様子から、叙述に基づいてじんざの気持ちをじんざの気持ちを想像することができるようにする。【イ−1】
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ワークシート
G

「サーカスのライオン」の帯を作り、友達と交流する。

「サーカスのライオン」の帯を作り、友達と交流させることを通して、一人一人の感じ方に違いがあることに気付くことができるようにする。【イ−2】【ウ−1】
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ワークシート
振り返り
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最終更新日:2011-03-30