これからの国語科学習指導について提案します!!

〈本時の実践例〉11/12

 
(1) 目標
 ○  モデルディベートを通して学習した、よりよい話合いの仕方を生かして、身近な論題でディベートすることができる。
(2) 指導の実際  
学習活動
指導・支援
1 前時までの学習を想起し、学習のめあてを確かめる。


    話し合い名人の技を使ってディベートしよう


○ 学習計画表から本時の活動を確認させる。
      【学習計画表】
2 話合い名人の技を確認する。

【話し合い名人の技】
・根拠を明らかにしながら
・相手の意見を受けて

○ 論題と立場を確認させる。
○ これまでの学習を振り返り、話合い名人の技を確認さ
  せ、意識付けを図る。
○ 司会者・タイムキーパー・審判役には、事前に役割の
  確認をしておく。
3 身近な論題でディベートを行う。
  (1) 論題1「小学生は午後9時以降にテレビを見ない方
         がよい」について

 反対側立論の様子
  作戦タイムの様子
    意見交流の様子
    判定の様子

(2)論題2「宿題はなくすべきである」について

○ 「小学生は午後9時以降にテレビを見ない方がいい」
  という論題でディベートをさせる。
○ 審判役には判定カード、フロアにはフロアカードを持た
 せ、友達の話し方に注目させ、めあてを意識したよい言い
 方や内容をメモさせる。これは、判定やディベート後のふ
  りかえりに生かせるようにする。
○ ディベートは、以下の進行表に従って司会者の児童を
  中心に進める。ただし、この学習では、司会の力を伸ば
  すところまでは目標としていないため、話合いの内容が
  論点からそれたり意見が滞った場合には、教師が司会
  者の支援に入る。

 【ディベートの進行表】
 
【評価規準】
根拠を明らかにしながら意見を述べたり、相手の考えを
受けながら発言したりしている。
〔ディベートの様子・ワークシートの記述内容〕



○ 論題2は、討論者を入れ替えて行う。
○ 論題1同様、教師は司会者や討論者の支援に適宜
  入る。
4 ディベートを振り返り、話合いの仕方のよさについて感
  想を交流する。
○ ディベートを終えての感想やめあてを意識した友達
 の姿について感想を交流させる。
○ 互いの良かったところを話し合わせることで、達成感
  を味わわせる。
5 学習を振り返り、評価する。
○ ディベートを終えて、自分に身に付いた力を確認させ
  る。
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最終更新日: 2010-01-20