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実践5 授業記録 特別活動            実践事例一覧 > 実践5 > 実践5 授業記録

実施学年 小学校5年

資料名 「ちょっとまってそのメール出していいの!」 (自作資料)

ねらい チェーンメールの問題点に気付き、回ってきても自分のところで止める判断力と態度を養う。

授業記録 をクリックすると動画,をクリックすると静止画を見ることができます。
教 師 の 発 問 児 童 の 反 応
○この前,メール体験をしましたね。みんな楽しくできていました。今日は,メールについてもう少し考えていきましょう。   
○メールの書き方のポイントを覚えている人はいませんか。 ・読みやすいメール。
・相手のことを考えて書く。
●プレゼンテーションで「メールの書き方ポイント」を提示
●プレゼンテーションで「今日のめあて」を提示
●ワークシート配布
●プレゼンテーションで「回さないといじめられるという内容のチェーンメール」を提示
 
○こんなメールが来たら,友達に「回す」か「回さない」か選んで丸を付けてください。そう考えた理由も書きましょう。

●ワークシートに記入
 
○「回す」に丸を付けた人の理由を聞いてみましよう。 ・自分もいじめられるかもしれないからです。
・もしも回さなかったら,その人がいじめられるから。
○では「回さない」にした人の理由を聞いてみます。 ・回すと他の人まで巻き込むことになるから回さない方がいいです。
・本当にいじめられることはないと思います。
・他の人に回して,いやな思いをさせるなら自分がいじめられる方がいい。
●プレゼンテーションで「芸能人のライブ情報のチェーンメール」を提示
●ワークシートに記入
 
○「回す」にした人の理由を聞いてみます。 ・友達とミニライブを見たいから。
・友達と一緒に行きたいからです。
○友達と一緒に行きたいね。では「回さない」にした人の理由を聞いてみます。 ・送ってきた人がわからないから。
・あやしいメールだと思ったから。
・友達まで巻き込んだらいやだから。
○今,2つのメールを見てきましたが,「回さない」という人が多かったね。これらのメールのどんなところがよくないと思ったんですか。 ・名前が書いてないこと。
・「必ずメールを送って。」と条件を付けている。
・自分ができないことを人に押し付けようとしている。
○このようなメールが来たら,皆さんどうしますか。 ・無視します。
・お父さんやお母さんに相談します。
●プレゼンテーションで「不審なメールの対処法」を提示


○こんなメールを本当に出したらどうなるんだろうね。
○このようなメールのことを「チェーンメール」と言います。チェーンというのは鎖という意味で,メールを鎖のようにどんどん伝えようとしているメールのことです。

○では,その伝わり方を見てみましょう。

●プレゼン「チェーンメールの伝わり方」を提示
 
○もし,チェーンメールを5人に送ると,その後どうなっていくだろう。
・えっ。すごい。
・うわ。
(プレゼンの数字が変わるたびに児童の驚きのつぶやき)
○半日の12時間たったらどうなると思う。 ・500万を超す。
・先生,24時間後はどうなるの。
○日本の人口の倍にまで増えていますね。
○インターネットはみんなが使っているでしょう。サーバーがダウンするとインターネットができなくなることもあります。そうなると,たくさんに人に迷惑を掛けることになるんです。
●プレゼンテーションで「チェーンメールチェックリスト」を提示

○チェーンメールは,他の人に回してくださいということが書いてあります。

○他にも,ここに書いてあるような特徴があります。
●黒板に「チェーンメールチェックリスト」を提示
○今から2つクイズを出します。よく考えて,メールを友達に「回す」か「回さないか」判断してください。前と同じように理由も考えましょう。  
●プレゼンテーションで「チェーンメールのクイズ1」を提示  
○「おめでとうございます。これは幸福を呼ぶ特別なメールです。きっと送ってくださいね。」と書いてあります。こんなメールが来たら,どうしますか。 ・回さない。
・私も回さない。幸福や不幸が来るとかはだれにも分からない。
・他の人に回してって書いてあるからチェーンメールだと思います。
・このメールおかしいです。
・差出人の名前もない。
○「回す」という人はいませんか。 (数人のつぶやき)
●プレゼンテーションで「チェーンメールのクイズ2」を提示   
○「緊急!献血のお願いです。早急に回してください。お願いします。」というメールです。こんなメールが来たら,どうしますか。  
○「回す」にした人の理由を聞いてみます。 ・その人を助けてあげたいからです。
・この手紙は嘘のような手紙だけど,この手紙の内容が本当だったら,その女の人が苦しんでいるし,助けてやりたい。
・あやしいんだけど,場所も分かっているし,もしも本当だったらその人が死ぬかもしれない。
○「回さない」にした人の理由を聞いてみます。 ・本当かどうか分からない。もし嘘だったら,多くの人に迷惑をかける。
・もし本当だったら,ニュースとかで流れるかもしれない。
○なるほどね。もし,これだけの緊急事態だったらニュースとかでも流れるかもしれない,そのニュースを見てからでも遅くはないというんだね。  
●プレゼンテーションで「チェーンメールの悪いところ」を提示
○チェーンメールの悪いところをおさらいします。
○チェーンメールというのは迷惑メールです。このようなメールが来たらどうしますか。


(数人のつぶやき)
○1つは絶対に回さない。もう1つは,悩むようなメールが来たときは相談するということです。
○メールは楽しいしとっても便利なものです。メール自体が悪いわけではないということがわかるでしょう。
 
●プレゼンテーションで「メールカウンセリング」を提示
<教師の説話> 
 アメリカにメールカウンセリングという取り組みをやっている地域があります。どのような取り組みかというと,いろんな悩みを抱えた人たちから「こんな悩みがありますよ。」というメールが来たら「こうしたらいいですよ。」とアドバイスを返してくれるのです。そこで,つぎのようなエピソードがありました。
●メールカウンセリングの話をする。
 先生もこの話を聞いてすごい人もいるなと感心しました。メールカウンセリングは,20〜60歳くらいまでの人たちがボランティアでやっているそうです。メールを悪用すると大変な迷惑をかけてしまうけれど,こういう使い方というのは逆にすばらしいですね。
 これから毎日の生活の中で大切にしてほしいことをまとめました。人と接するには何らかのコミュニケーションを取る必要があります。メールだけでなく直接やり取りをするときに大事なことは,相手のことを考えることです。相手の立場に立って接することが大事です。これは,メールに限ったことではありません。皆さんの生活の中でも大切なことです。 

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