造形ノートの活用による実践です
(三日月町立三日月中学校)


単元名 自然物からの構成
分 野 表現(平面構成デザインと
    墨筆によるスケッチの組合せ)
学 年 1年生

本時の指導計画と評価計画(第6次 10/12)     
本時の目標 1 制作目標を設定し,意欲的に着彩に取り組むことができる。
2 着彩の基礎技能を使い,配色計画に合わせて色をつくり塗ることができる。

本時の学習過程
学習活動 学習指導上の留意点・評価 評価方法
1 本時の学習内容について知り,目標を立て学習記録表に記入する。

学習内容ノート(造形ノート)



2 教師からのアドバイス(作品の裏に記入したもの)を読み,制作に生かす。
着彩についての教師からのアドバイスをきちんと読んで個人の学習目標や制作に生かすようにさせる。

【関心・意欲・態度】
制作に関心をもって取り組み,本時の学習活動の準備ができている。
Cの状況 Cの状況の生徒への手だて
・具体的な目標を学習記録表にきちんと書けない。
・制作に必要な用具の準備ができていない。
・教師からのアドバイスを再確認させ,目標をきちんともたせる。
・用具を忘れた生徒には,教師が事前に準備した用具を使用させる。
・学習記録表
・机間巡視
・聴取
教師からのアドバイス
3 配色計画を基に,着彩を丁寧にする。

@ポスターカラーとデザイン筆の基礎技能を確認する。
 ・はみ出し
 ・マスキングテープの使用方法
 ・色むら,塗りむら

A配色計画を確認し,配色カードや試し塗りの紙を利用して着彩する。




ポスターカラーとデザイン筆の基礎技能について参考資料等を使って確認する。
・美しい着彩ができている作品を紹介する。
・配色計画の変更が必要な場合は個別に指導する。

       

【創造的な技能】
着彩の技術を的確に使用し,配色計画に合わせて色をつくり,塗ることができる。
Cの状況 Cの状況の生徒への手だて
・絵の具や水の量が適当であり,色むらができていることに気付かない。
・はみ出しを気にせず塗り,配色計画も生かしていない。
・マスキングテープを利用して直線部分を塗ることをしていない。
・絵の具を混ぜる分量,水の量,混ぜ方,筆の使い方を教師が実演してみせる。
・配色計画をしっかり確認させ,変更が必要なら再検討させる。
・マスキングテープの使い方を教師が実演してみせる。
・配色計画
・作品
・机間巡視
4 本時の学習活動を振り返り自己評価をし,次時への見通しを立てる。


・生徒作品を数点紹介し,制作進度と次時の学習内容を確認させる。

       
    毎時間の学習記録表(自己評価表)
・学習記録表
  【授業後】
 ☆学習記録表に助言を書き込み,次回への意欲につなげる
 ☆作品完成に向けてのアドバイスを,作品の裏に書き込む。


実践展開例 2 ワークシート(一太郎版)
毎時間の学習記録表



     

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