ワークシートの活用による実践です
(千代田町立千代田中学校)
単元名 自然物からの構成
分 野 表現(平面構成デザイン)
学 年 1年生


本時の指導計画と評価計画(第4次 6/13)
本時の目標 1 変化と統一の意味を理解し,画面構成に意欲的に取り組む。
2 単位形を基に変化や統一を考えながら,ワークシートに画面構成をする。
3 自分の作品の制作意図や工夫を相手に伝え,友達のアイデアスケッチのよさを
 見付け合うことができる。

本時の学習過程
学習活動 学習指導上の留意点・評価 評価方法
1 本時の学習内容について知り,目標を立て学習記録表に記入する。

2 構成美の要素について振り返り確認する。

3 ラフスケッチを基に,アイデアスケッチをする方法を知る。



 ・ラフスケッチの中から,変化と統一のバランスのとれた作品を選ぶ。
・変化と統一による構成の美しさを「構成美の要素」のワークシートを参考にして再確認させる。

【関心・意欲・態度】
制作に関心をもって取り組み,本時の学習活動の準備ができている。
Cの状況 Cの状況の生徒への手だて
・ラフスケッチやワークシートの記入ができていない。
・構成美の要素に興味を示さない。
・様々な資料や他の生徒のラフスケッチを見せて,自分のラフスケッチの見直しをさせる。
・変化と統一について再度理解させる。

構成美の要素 画面構成シート
(ラフスケッチ)
・ワークシート
・ラフスケッチ
・学習記録表
・机間巡視
・聴取
4 丁寧に,画面構成シートにアイデアスケッチをする。


・ワークシートの単位形を参考にしながら全体の構成を考え,作業を進めさせる。

【創造的な技能】
画面構成を工夫し,変化と統一感のある構成ができる。
Cの状況 Cの状況の生徒への手だて
・変化や統一感が理解できない。
・全体の構成が単純でまとまりがない。
・構成美の要素やアイデアスケッチの仕方について,ワークシート等を使って説明する。
・変化やまとまりが乏しい構成は,トリミングなどの工夫をさせる。


・アイデアスケッチ
・机間巡視
5 友達からアイデアスケッチへのアドバイスをもらう。

 
@自分のアイデアスケッチの意図や工夫をワークシートに記入する。
  Aアイデアスケッチを見せながら意図や工夫を説明し,友達からアドバイスをもらう。

 B友達からのアドバイスを参考に自分のアイデアスケッチを見直す。





・友達のアイデアスケッチのよいところを見付けるように指導する。

・記述は箇条書きでもよい。


【鑑賞の能力】
自分のアイデアスケッチの意図や工夫を相手に伝え,友達のアイデアスケッチの工夫やよさを見付け合うことができる。
Cの状況 Cの状況の生徒への手だて
・自分の作品の意図や工夫を友達に伝えることができない。
・友達の作品のよさをしっかり見付けようとしない。
・友達への伝達の方法やアイデアスケッチの見方のポイントをアドバイスする。
・ワークシート
・机間巡視
・聴取
 
画面構成シート(アイデアスケッチ)
6 本時の学習活動を振り返り自己評価をし,次時への見通しを立てる。





・生徒のアイデアスケッチを数点紹介し,次時の学習内容や準備について確認させる。
・アイデアスケッチができていない生徒は,次時までに完成させるようにする。



毎時間の学習記録表(自己評価表)
・学習記録表
  【授業後】
 ☆学習記録表に助言を書き込み,次回への意欲につなげる
 ☆下書き完成に向けてのアドバイスを,アイデアスケッチのワークシートに書き込む。



実践展開例 1 ワークシート(一太郎版)
構成美の要素 学習全体計画表 毎時間の学習記録表
観察シート 画面構成シート 鑑賞カード



         

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