研究の成果と課題が日々の実践につながる校内研究の進め方を提案します!
 
 2 研究の実際  
 (3) 校内研究の推進・充実のための方策  
   
  C 校内研究会の進め方・生かし方  
    イ 授業研究会等の進め方−ワークショップ型の活用例と手法の紹介−  
  授業研究会等において、全員が主体的に参加できる方法としてワークショップ型を提案します。以下の活用例を基にしながら、
 協議を進めることができます。さらに、目的や協議の視点に合わせて様々なワークショップ型を組み合わせることで、研究会を
 より充実させることができます。
 

運営上のpoint

 研究会を進める上でのポイントを押さえておくことで、スムーズな運営をすることができます。
 
【ポイント】                                         【シート例】


〇 アイスブレイクをする。
 →参加者全員で簡単に取り組むことができるエクササイズなどを活用
  し、意見が自由に出せる雰囲気づくりをする。


○ 授業チェックシート(右図上)を活用する。
 
○ 視点以外の協議はしない。

○ 研究会では質疑応答は省く。
  →1対1の問答になってしまうので、質問は、 ワークショップが始まって
  から個別にするとよい。


○ 研究主任は研究会用のワークシート(右図下)を用意す
  る。
  →・研究会の視点を書いて、確認する。                           

  ・自分自身が研究会で得たことを書く。                 
     ・共通理解したこと、早速実践すること(計画表)を書く。

○ 発言の順番を工夫する。
  【例】 ・経験年数の少ない人から発言する。
          ・発言者が次の発言者を指名して交代する。
          ・低学年(高学年)担当から順番に発言する。


○ タイムマネジメントを図り、時間内に終える。

○ 1回ずつ完結する。
  ・協議などを会の終了後以降にもち越さない。

○ 進行役(= ファシリテーター)を輪番でしている場合は、 

研究主任との打合せをしておく。






 
小集団での協議
 年齢や性格に左右されることなく、全員が自分の意見や思いを伝え合うのに有効です。


○ 1つのグループに研究推進委員が入るようにする。

○ 目的に合ったワークショップ型の研究会をする。

○ アイスブレイクで、小集団の雰囲気を和ませてから研究会を始める。


ファシリテーション
  研究会の効果的な運営を目的とするもので、先生方の活動が容易にできるように、また、目的に
沿った話合いが進むように舵取りをすることです。



  ファシリテーションとは、協議の場で発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりして、相互理解や合意形成、課題解決、アイデア出し等を支援促進する働きを意味する。また、その役割を担う人がファシリテーターである。
  先生方で共通理解を図りながら日々の教育実践を継続し積み上げていくためのワークショップ型の研究会を進め、充実させるためには、ファシリテーターによる事前の準備、研究会の進行、事後の行動が大切である。


【事前の準備】

・研究会の目的の確認     「誰に」「何のために」を明確にする。
・研究会の視点の確認    
・研究会の目的に適したプログラムづくりとワークショップ型の選定

@ プログラムづくり
・ある程度の時間の中で、成果が出るようにする
ために欠かせないものである。目的に適したプログ
ラムのパターンがいくつかあり、その中から適切な
ものを選ぶのがやりやすい方法である。
プログラムの基本的なパターンの例
・ 発散収束型
・ 問題解決型
【参考:堀公俊・加藤彰 著 『ワークショップ・デザ
イン 知をつむぐ対話の場づくり』pp22,26,46-47】

  A プログラムに適したワークショップ型の選定

発散収束型

問題解決型
・研究会を行うに当たって必要な用具や資料の準備
・研究会の場所、会場のレイアウト、タイムテーブルの準備

ファシリテーターに 求められる3つのスキル 
【項目】 
         【詳細】
1.メンバーの意見を引き出す「質問」のスキル





オープン・クエスチョン(「イエス」「ノー」では答えられない質問のこと)
・内容を深掘したいとき:「なぜ?」「どういう意味?」等
・内容を広げたいとき: 「他には?」等
・内容を進展させたいとき:「それで、どうする?」等

 クローズド・クエスチョン(「イエス」「ノー」で答えられる質問、複数の選択肢から選んで答える質問のこと)
・議論を収束したり、意見を決定したりするとき

 困ったときの3つの質問(参加者がコメントをしやすくするための質問)
・ 「一番工夫した(苦労した、こだわった)点はどこですか?」
・ 「どんなプロセスでこのようにまとまったのですか?」
・ 「もう少しここをこうすればよかったという点はありませんか?」 

2.体全体で相手に理解・共感を示す「傾聴」のスキル

○ 話し手の方をしっかり向く

○ 話の内容を理解したときはうなずく

○ 話のポイントを復唱する

○ 意見を取り入れて、言い直す

○ 論点をまとめる

○ 質問して掘り下げて、真意を明らかにする

3. 意見の衝突を健全に解決する「対立を支える」スキル 「対立=プラスを生むもの」という意識をもって、相反する2つの意見の本質に着眼し、解決策を導き出せるよう、「対立をマネジメント」していくことが求められる。

対立のマネジメントの6つの流れ
【項目】 【詳細】
現状共有

         ↓
問題点を抽出し、原因となりそうな事実を整理 
     
         ↓
問題点の合意

         ↓
解決仮説の立案

         ↓
決定過程の同意

         ↓
意思決定   

対立が起きた経緯や背景を客観的に把握し、先生方と現状を共有する。

人と問題を切り離し、問題だけを洗い出したら、本質的な原因と考えられる事実を整理する。


顕在化している問題だけでなく、本質的な問題を探し当て、真の問題について先生方と合意する。

真の問題に対して、自由に問題解決のアイデアを列挙する。この時それぞれアイデアに対して評価は行わず、幅広く可能性を確認する。

拡散したアイデアを絞り込む判断基準とプロセスについて、先生方の同意を得る。

どんな解決策を取るか意思決定を行っていく。途中で対立したら、アイデア出しのゴール像とすでに同意できている事項に立ち戻り、合意しやすい方法を探る。
 

【研究会の進め方】(発散収束型)  【詳細】

@
場をつくり、つなげる 研究会の目的と方法を明確にし、グループづくりをする。
必要な情報を分かち合う(共有)。
A
受け止め、引き出す 自由に意見を出し合う(発散)。
傾聴、復習、質問、主張、非言語メッセージの解読をしながら研究会を進めていく。
B
かみ合わせ、整理する 図解を用いながら、議論を分かりやすい形にまとめていく(収束)。
発散の中で見つけた共有できる切り口をもとに、意見やアイデアを絞り込んでいく。
C
まとめる、分かち合う 方向性の確認、決定をする。意見の対立がある場合は、対立解消のスキルを用いて合意形成を図る。その後、活動を振り返って個人や全体の研究を確認し、今後に向けての基準としていく。(共有)

※ うまくいく秘訣は、発散と収束のメリハリをきっちりつけることです。

【事後の行動】                         【例】

研究会後のアクションの推進力、持続力 日々の声掛け、研究便りの発行、掲示板の利用等
  ※ ワークショップは、1回で完璧なプログラムができあがるのはまれです。ワークショップの完成度を上げるためには、pdcaサイ
   クルを何度も回し、継続的な改善を施すことが大切です。

   映像の活用
 必ずしも全員が授業を参観する必要がない分、授業者の都合で映像記録の日時を設定することが
できます。研究会で繰り返し授業確認ができ、焦点化した視点での研究会をするのに有効です。


【撮影方法】                                 【活用の仕方】

授業のはじめから終わりまで全て撮影する。
・研究会の協議の内容によって、教師の目線で撮影するの
か、児童生徒の目線で撮影するのかを、あらかじめ決めて
おく。

・話合いの内容に応じて授業映像を止めながら、研究会をする。

・話題に応じて早送りしたり、巻き戻したりして、必要な映像を観な
がら研究会を進めていく。

授業研究会で何を検証するか焦点化しておいて、
その部分のみを撮影する。
【例】  ・児童生徒の学習意欲が高まる課題提示
     →課題を提示するまでを撮影する。
     ・課題解決のための練り合いの仕組み方
     →授業の半ば、児童生徒の発言場面を撮影する。
     ・今後につながる終末の指導
     →授業の終末を撮影する。

・一人の先生の授業映像を基にしたり、複数の先生方の授業映像
を見比べたりしながら研究会を進める。
同学年、または、同学年グループが同時に授業を
行い、それぞれが撮影する。
話合いの内容に応じて授業ビデオを止めながら、かつ、複数の映
像を比べながら研究会を進める。


【進め方例】
 学年3クラスが時期をずらしながら実践を進め、研究授業当日の流れの3時間全てを公開する。これにより、流れのある実践の最初から最後の段階までを1日で示すことが可能になる。

1組
@ → A → B
2組
     @ → A → B
3組
          @ → A → B
              研究授業当日 : 参観してもよい。
あるいは、撮影した映像を視聴しながら研究会に臨んでもよい。


ブレインストーミング
 固定概念を排し、自由に思い付きやアイデアを出し合い、そこから想像と連想を働かせて、多くのア
イデアを生み出すのに有効です。

 ブレインストーミングとは「脳の嵐」という意味で、創造的な意見を出し合うために考え出された技法である。世界で最も広く使われている発散思考法の1つである。                   プレゼンテーションソフトによる説明資料はこちら

【進め方】                                    【留意点】
@
課題を設定する。 ア 目的に応じた課題を設定する。
イ 課題を分かりやすい文で表現する。
 (「…ためにはどうすればいいか?」「…となっている原因は何か?」等)
A 環境を整える。 ア グループを決める。
 (5〜12人程度が適当である。できるだけ多様なグループ構成にする。)
イ 時間を決める。
 (5分から1時間を超えるものまで、状況に応じて設定する。)
ウ 活発に意見が出るように、机の配置を円形にしたりコの字にしたりする。
エ 記録用具を用意する。(白板、模造紙、ノート、筆記用具等)
オ 司会、記録等の役割を決める。
カ 自由に意見が出やすい環境や雰囲気をつくる。
 (例:お茶、花などを置く。アイスブレイクをする。)
B
自由に発言し、
全てを記録する。
次の4つのルールに従い、できるだけたくさん発言し、全て記録する。
批判厳禁 出されたアイデアに対しての批判などは一切してはいけない。
自由奔放 どのような突飛なアイデアでもよい。アイデアを思い付くままに出し合うことが大切である。
相乗り歓迎 他のアイデアに乗って出されるアイデアも歓迎である。
質より量 できるだけたくさんの多様なアイデアを出すことが望ましい。
C
意見の出し合いを終え、
まとめる。
ア 発言されたアイデアを参加者全員で確認する。
イ 全く同じアイデアをまとめる。
D
出たアイデアを大切にし、次のステップに進む。 すぐに実践につなげられるように、計画を立てる。

ブレインライティング
 グループの各自が他の先生方の発想をヒントにしながらアイデアを書く手法であるため、集団が自
由奔放に発想し、発言する雰囲気ではなかったり、発言が得意ではない先生がいたりする場合に有
効です。

 ブレインライティングとは、紙に書きながら行うブレインストーミングである。

【進め方】                           【留意点】                         
@
課題を設定する。  
A
環境を整える。 ア 6人ずつのグループ編成をする。
 (5人〜8人程度の範囲なら実施可能)
イ 円形やロの字に机を設定する。
ウ 下のようなシートを一人1枚配布する。
B
研究会のテーマに従って、下のシートの最初1の空欄に5分間で3つアイデアを記入する。 *1つのマスに1つのアイデアを記入する。
C
5分経ったら、進行役(=ファシリテーター)の合図で一斉に自分のシートを自分の左の先生に渡す。 *時間は必ず守る。
D
自分の右の先生から回ってきたシートの2の空欄に、1の欄に記入されたことから連想したアイデアを前回と同じく3つ、5分間で記入する。 *この際、先ほど自分で書いたアイデアとは違うものを記入する。
E
この手順で、合計6回繰り返し、シートを埋める。  
F
アイデアの優先順位を付け、構造化するなど次のステップに進む。 すぐに実践につなげられるように、計画を立てる。

 【シート例】
テーマ; 課題解決のための練り合いの仕組み方
いつでも児童(生徒)同士が相談できるようにグループをつくっておく。
イエス、ノーで答えられるような発問はしない。
児童(生徒)の発言は比較できるように、並べて書く。

机は、互いの顔が見えるようにコの字型にする。
児童(生徒)の意見に、付け加えはないか投げ掛ける。
児童(生徒)の考えを用紙に書かせ、マグネットで貼る。必要に応じて、移動できるようにしておく。
必要に応じてペアで考える時間を確保する。

児童(生徒)の意見に対する根拠を尋ね、意見を深めていけるように促していく。
 
     
     
     


マトリックス法
 マス目に該当する内容について、強制的に考えるのでアイデアが出やすくなり、項目を視点にアイ
デアを網羅することができるので、テーマの全体を把握するのに有効です。

 マトリックスとは、「格子」という意味である。縦と横にそれぞれの項目を決め、縦と横に組み合わせたそのマス目ごとに個別の発想をしていくものである。                        プレゼンテーションソフトによる説明資料はこちら

【進め方】                              【ポイント】
@
テーマを決める。  
A
テーマに関して考えられる縦・横の項目を出し合う。

【項目の例】縦…成果、課題、手立て
          横…指導上の工夫に関すること

B 項目を数個に絞り込んで、縦・横に記入する。  
C
付箋に縦・横の項目に合わせて書き込みをし、該当するセル内に貼る。  
D
貼られた付箋の整理をする。この時、セルを超えて構造化を行う。 *授業者・資料提供者等に対する具体的な助言や手立てを提案することが大切である。

【マトリックス例】
項目
児童(生徒)同士の関わり
学習意欲の喚起
その他


 っ
た 点
一人の児童(生徒)の発言に対して、その内容を受けた上で、自分の意見を述べていた。 自分の考えがもつことができた児童(生徒)は、周りのまだ解決できていない友達に対してヒントを出していた。
ICTでの資料提示が児童(生徒)の学習意欲をかき立てていた。
1時間の授業の流れがよく分かる板書だったため、最後の振り返りがよくできていた。





中には、誰とも関われず、最後まで一人学習をしている児童(生徒)もいた。
一部の児童(生徒)にとっては、課題に対しての抵抗があり、あまり意欲的に学習に取り組めなかった。 児童(生徒)によっては、学習意欲に温度差がある。
 





 
難易度別のワークシートやヒントカードを用意しておく。
 

マトリックス図
 研究会の目的や場面に応じたフレームを活用することは、アイデアに優先順位を付けたり、それら
を複数の観点によって分類したりするのに有効です。

概念化シート


時系列シート

フレーム例1

フレーム例2




 
 

ワールドカフェ
 先生方の組み合わせを変えながら、4〜5人の小グループで話合いを続けることにより、先生方
全員で話し合うことと同じ効果を得るのに有効です。
                                  プレゼンテーションソフトによる説明資料はこちら  
【進め方】                                           【1グループ4人の例】                    
@
〈準備〉
・4〜5人でグループを作り、テーブルに座る。
・ホスト(説明役)を一人決める。
・テーブルの上には模造紙と各自1本のペンを置いておく。
A
〈カフェトーク・ラウンド〉
・1回のラウンド(グループ協議)は20分程度で、テーマに
 沿って会話を楽しむ。
・出たアイデアや言葉をそれぞれ自由に模造紙に書く。
・1回のラウンドが終わったら、ホストはその場に残り、それ
  以外の参加者は別テーブルへ移動する。
・ホストは自分のテーブルで協議した内容を新メンバーに説
  明し、更に会話を深める。
・2〜3回繰り返す。
B
〈最終ラウンド〉
・最終ラウンドで全員が最初のテーブルへ戻る。
・別のテーブルで得られた内容や気付きを交流し、全体で
 シェアする。

ウェビング
 ある1つのキーワードから、「連想ゲーム」のように思い付く言葉を書き出し、先生同士がどんどん
アイデアをつなげ、広げていくのに有効です。

 くもの巣(Web)のように連想を広げていく手法である。発想のウェビングのほか、意見をまとめたり、事実をまとめるなど、様々な活用方法が考えられる。                            プレゼンテーションソフトによる説明資料はこちら

【進め方】                                                                             【例】
@  模造紙の中心にメインテーマを書く。
A

メインテーマから先生方が発想したことを、付箋に書いて模造紙に貼っていく。

B

付箋を関連付けながら、くもの巣のようにつなげていく。

C

全体を見渡し、移動、削除、線で結ぶなどして完成させる。

D

必要に応じてマジックで清書する。

E
 出来上がったマップから、どんなヒントが得られるかを考える。




KJ法
 問題そのものの全体像がはっきりせず、どこに問題があるか見付け出すときや、問題解決段階で、
出された解決策がどんな関係になっているかを理解し合うのに有効です。

 様々なデータやアイデアをカードに記入し、それらを共通のものでまとめていき、新たな仮説を発見しようとするもので、問題解決の手法や情報の収集・整理の手法として広く活用されている。      プレゼンテーションソフトによる説明資料はこちら 

【進め方】                                        【例】
@

出されたアイデアや収集した情報を付箋に記入する。(1枚につき、1つの内容を書く。)


A

@の付箋を見て、共通するものをまとめ、簡潔な文言でタイトルを付ける。

B

小さなカテゴリーを大きなカテゴリーにまとめたり、カテゴリーごとの関連を矢印で結んだりして構造化する。
(
作業中に、新たに思いついたアイデアがあれば追加してよい。また、まとめられないものは、無理してまとめることなく、残しておいてよい。)

C
 作業を通して分かったことなどを文章化して、まとめ
たり、話合いを行ったりする。


5W1H
 話合いで出された内容を基に具体的な実践計画を立てる際に使います。アイデアや目標の見通しをもって動き出すのに有効です。

下の5つの項目の頭文字をとって名付けられた手法である。

【進め方】                                   【シート例】
 発散思考と収束思考によるワークショップの最後に絞られたアイデアを、右のような用紙で、
 ・Who   (誰が・人物・行動主体)
 ・What  (何を・対象・操作対象)
 ・When  (いつ・時間・タイミング)
 ・Where (どこで・場所・舞台)
 ・Why    (どうして・何のために・目的・理由)
 ・How    (どのように・いかにして・手段・実現方法)
実践するか等を話し合って、具体的に決める。

項 目
具  体  策
Who?
誰が・誰に
 
What?
何を
 
When?
いつ
 
Where?
どこで
 
Why?
どうして
 
How?
どのようにして
 


指導案拡大法
  授業展開に従い、先生や児童生徒の活動に応じたきめ細かい分析を行う時に有効です。

【進め方】                                     【例】

《研究授業前〜研究授業では…》

○指導案は、写真1のようにそのまま拡大機で複写して公開授業前に貼っておく。

○付箋を配っておいて、授業を観ながら気付いたことを付箋に書いて、図1のように貼っていく 。
         ↓
*付箋は、書く視点によって色分けして使うと、一目瞭然であ
  る。

【例】効果的なことはピンク、課題となることはブルー等



《授業研究会では…》

○それぞれの付箋を貼った人が、書いた内容を説明しながら、授業についての意見や感想等を述べ合う。

○図2のように、付箋のカテゴリーごとに効果的なことや課題となることを整理し、本研究授業の指導の成果と課題を明らかにする。


写真1


図1


図2


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