・Aは、学級生活不満足群の中央の下に位置している。「いごこちのよいアンケート」で、7つの問いに「全くそう思わない」の回答をしている。「学校内に自分の本音や悩みを話せる友人がいる」に「全くそう思わない」の回答をしている。
・Bは、学級生活不満足群の右の中央に位置している。「いごこちのよいアンケート」で2つの問いに「全くそう思わない」の回答をしている。「学校内に自分の本音や悩みを話せる友人がいる」に「全くそう思わない」、「学校に行きたくない」に「とてもそう思う」の回答をしている。
・Cは、侵害行為認知群の中央に位置している。「いごこちのよいアンケート」で3つの問いに「とてもそう思う」の回答をしている。「休み時間にひとりでいることが多い」に「とてもそう思う」の回答をしている。
・Dは、学級生活不満足群の中央の上に位置している。「いごこちのよいアンケート」で、「自分の考えが学級や部全員の意見になることがある」に「全くそう思わない」、「学級の人から無視されるようなことがある」に「少しそう思う」の回答をしている。
・Eは、学級生活不満足群の右上に位置している。「いごこちのよいアンケート」で、「学校内で私を認めてくれる先生がいると思う」に「全くそう思わない」の回答をしている。
・Fは、学級生活不満足群の右の中央に位置している。「いごこちのよいアンケート」で5つの問いに「全くそう思わない」と「とてもそう思う」の回答をしている。「私は、クラスの中で存在感があると思う」に「全くそう思わない」、「学校に行きたくない」に「とてもそう思う」の回答をしている。 |
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・Aは、周りの友人と馴染むことができずに、友人からの声掛けにも消極的に応じる。友人から陰口を言われているような感じをもっている。学校内には、気持ちを許すことができる友人がいない状態であると考える。
・Bは、自己主張が苦手で大人しい。周りの友人が自分をどのように思っているか、不安を感じている。
・Cは、周囲の様子を気にして見ていることがあり、友人に不信感を抱いている様子が見られる。また、友人からきつい言葉を掛けられることが多く、学級では一人でいることが多い。
( D、E、Fは仲はよいが、それぞれ友人とのかかわりが苦手で、会話が成立しない場面がある。)
・Dは、Cとトラブルことがあり、Cの様子を観察している状態がしばらく続いた。
・Eは、友人とのかかわりに、戸惑う様子が見られることがある。コミュニケーションを取るのが難しい生徒である。
・Fは、小学校時代に登校をしぶることがあった。今のところは登校することができている。
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