過程 |
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指導上の留意点(・)、評価規準と評価方法(◎○)
算数的活動(◇)、ICT利活用(◆) |
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つかむ |
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◆ |
電子黒板を用いて、校区を含む地図や航空写真を提示し、課題を捉えさせる。 |
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町や県のような広い土地の表すにはどうしたらよいかを全体で話し合わせ、本時のめあてを確認させる。 |
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見通す |
2 |
解決の見通しをもつ。 |
《予想される児童の考え》 |
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・ |
1km=1000mなので、かなり広い。 |
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・ |
1uより大きな単位がないかな。 |
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◆ |
電子黒板を用いて、学校周辺の航空写真の中に1kuにあたる正方形の枠を提示し、1kuがどのくらいの広さなのかをつかませる。 |
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町や県のような広い面積は、1辺が1kmの正方形の面積(1ku)を単位として表すことを知らせる。 |
◇ |
教科書の挿絵(p92)や学校周辺の地図などを用いて、1kuについて調べることを通して、広い土地の面積の表し方について関心を高めるようにする。(ア) |
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自力解決 |
3 |
自力解決をする。 |
《児童がノートにかいた考え》 |
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「十分満足できる」状況(A)と判断したノート記述の例 |
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◇ |
1kuを単位として、1kuがいくつ分あるかを考えさせる。(ア) |
◇ |
1cu、1uを単位としたときと同じように、長方形や正方形の面積を計算で求められないか考えさせる。(ア) |
○ 既習事項を基に、辺の長さがkmで表された長方形や正方形の面積の求め方を考えている。
【数学的な考え方】 (観察、ノート)
A 南北を縦、東西を横の長方形として、公式を基に面積が求められることに気付き、図や式や言葉を用いて求め方について記述している。
B 長方形の面積の公式を基に面積が求められることに気付き、公式を用いて求め方について記述している。
〔「努力を要する」状況(C)と判断した児童への指導〕
航空写真にます目が入った縮図を提示し、1kuのいくつ分になるかを考えさせる。 |
※ |
第5時の辺の長さがmで表されている場合の面積の求め方で、「努力を要する」状況(C)であった児童が「おおむね満足できる」状況(B)となるよう指導する。また、「十分満足できる」状況(A)の児童がいれば記録に残す。 |
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学び合い |
4 |
自分の考えをペアや全体の場で説明する。 |
《予想される児童の考え》 |
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1kuのいくつ分と考えれば面積を求めることができる。南北4km、東西2kmが分かれば長方形の面積の公式が使える。
4×2=8 答え 8ku |
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◇ |
ノートを相手に見せながら、自分の考えを相互に説明させる。(イ) |
◇ |
図や言葉などを用いて、式と関連させながら説明させる。(イ) |
・ |
説明を聞いて、相手のノートのかき方や説明の仕方のよい点なども話すようにさせる。 |
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まとめる |
5 |
本時の学習をまとめる。 |
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町や県のような広い土地の面積は、1辺が1kuの正方形の面積を単位にして表すとよい。 |
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・ |
町や県のように広い面積は、1kuを単位として考えればよいことについて押さえるようにする。 |
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1kuは、1辺が1000mの正方形の面積であることを基に考えさせる。 |
◆ |
電子黒板を用いて、1ku=1000000uの関係をイメージさせるための図を提示する。 |
○ kuとuの単位間の相互関係について理解している。【知識・理解】(観察、ノート)
A uとcuの関係についての学習や1km=1000mであることを基に、1ku=1000000uであることを記述し、図や式や言葉でも表している。
B 1km=1000mであることを基に、1ku=1000000uであることを記述している。
〔「努力を要する」状況(C)と判断した児童への指導〕
図を用いて、1辺が1kmの正方形の中に、1uが縦に1000個、横に1000個並んでいることを確認する。 |
※ |
第6時のuとcuの関係についての学習で、「努力を要する」状況(C)であった児童が「おおむね満足できる」状況(B)となるよう指導し、本時において「十分満足できる」状況(A)になった児童がいれば記録に残す。 |
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授業で分かったことや感想、これから気を付けたいことや更に調べてみたいことなどを書かせるようにする。 |
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