過程 |
学習活動 |
指導上の留意点(・)、評価規準と評価方法(◎○)
算数的活動(◇) |
つかむ |
1 多角形の定義を知る。
三角形、四角形、五角形、六角形などのように、直線で囲まれた図形を多角形という。 |
2
本時の課題を捉える。
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・ |
四角形、五角形、六角形を順に提示し、多角形の定義を押さえる。 |
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見通す |
3 解決の見通しをもつ。
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・ |
前時の学習から、五角形、六角形でも1つの頂点から対角線をひいて三角形に分割して考えればよいことに気付かせる。 |
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自力解決 |
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多角形の角の大きさの和を求めて、表にまとめる。 |
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・ |
表を基に、どのようなきまりがあるかを考える。 |
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《予想される児童の考え》 |
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・ |
頂点の数−2=三角形の数 |
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・ |
角の大きさの和は180°ずつ増える。 |
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◇ |
「頂点の数」「分割してできる三角形の数」「角の大きさの和」を調べて、表に記入させる。(ア) |
◇ |
出来上がった表を基にきまりを見付けさせ、気付いたことを言葉で書き表させる。(ア) |
○ 三角形の内角の和を基に、多角形の内角の和を三角形に分けて求める方法を考え、説明している。
【数学的な考え方】(観察、ノート)
A 五角形、六角形を対角線で三角形に分けて、三角形のいくつ分になるのか考えて多角形の内角の和を求め、きまりを見付けている。
B 五角形、六角形を対角線で三角形に分けて、三角形のいくつ分になるのか考え、多角形の内角の和を求めている。
〔「努力を要する」状況(C)と判断した児童への指導〕
五角形や六角形を対角線で三角形に分けて、三角形の内角の和が180°であることを基に、そのいくつ分かを考えさせる。 |
※ |
第3時の四角形の内角の和で、「努力を要する」状況(C)であった児童が「おおむね満足できる」状況(B)となるよう指導する。また、本時において「十分満足できる」状況(A)になった児童がいれば記録に残す。 |
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学び合い
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5 自分の考えをグループで説明し合う。
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◇ |
きまりとその理由について説明させる。(イ) |
◇ |
友達の考えを聞きながら、自分の考えと比べさせる。(イ) |
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四角形、五角形、六角形と辺の数が増えると、角の大きさは180°ずつ増える。 |
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・ |
□角形の和は、180×(□−2)で求められることに気付いた児童がいれば、取り上げて紹介する。 |
◇ |
自分で考えたきまりや友達の考えたきまりについて、ノートにまとめさせる。(イ)
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まとめ |
7 適用問題を解く。(教科書p8[3])
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・ |
早く解決ができた児童には、九角形、十角形までの内角の和を求めさせる。 |
◎ 多角形の内角の和は、三角形の内角の和を基にすれば求められることを理解している。
【知識・理解】(観察、ノート)
A 対角線で三角形に分けたり、本時で見付けたきまりを用いたりして、七角形、八角形、九角形、十角形までの内角の和を求めている。
B 対角線で三角形に分けて、七角形、八角形の内角の和を求めている。
〔「努力を要する」状況(C)と判断した児童への指導〕
多角形を対角線で三角形に分けて、三角形のいくつ分かを確かめさせる。 |
※ |
学習活動の観察や授業後のノート記述の分析を基に、全員を対象とした評価を行い記録に残す。 |
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授業で分かったことや感想、これから気を付けたいことや更に調べてみたいことなどを書かせるようにする。 |
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