子どもが示す集団不適応行動には,様々な要因があります。
しかし大切なことは,子どもの不適応行動にだけ目を向けるのではなく,そうさせるものがあるのだということを考えて対応することではないでしょうか。
「勉強がわかりたいのにわからない」
「優しくしてほしいのに,いつも怒られる」
・・・そんな思いを不適応行動として表現している子どもに,別のやり方で自分を表現させる場を与える,
そしてそれに大人(教師)がしっかりかかわることができれば,
子どもはずいぶん落ち着いてくるということを,私たちは目の当たりにしています。
いつもできることではありませんが,1週間に1時間でもそういう時間があれば,
徐々に子どもは集団へ適応していけるのではないかと思います。
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