「大学入試問題と教科書をつなぐ」指導のポイント
 この研究では、数学Vを出題範囲とする大学入試で、出題の中心的な内容である微積分領域
問題の出題の背景にあるものを明らかにして、生徒が間違えやすい部分積分法の計算の
工夫、回転体の体積の求めやすい解法を紹介します。先生方が、微積分法領域を指導されるときの
一助となれば幸いです。是非、御活用ください。
 1.微分法・積分法領域の研究

@大学入試で出題される導関数を利用した不等式の証明問題 について
◆ 不等式の証明とマクローリン展開との関係について

A部分積分法で計算ミスを起こしやすい生徒のための積分法について
◆ 微分法の線形性を利用した積分法について

B回転体の体積の求め方について
◆ バームクーヘン積分について

C 媒介変数表示の関数のグラフについて
 媒介変数を消去しない関数のグラフの描き方について

 2.大学入試問題の研究

H16年度に出題された微積分領域の入試問題について
◆ 微分法・積分法に関する大学入試問題の分類表について