表計算ソフトを理解しよう

本時の目標

(1) 絶対・相対・複合参照について理解する。
(2) 人間とコンピュータの情報処理を対比する。

授業展開例 1限目 2限目 3限目
段階 学習活動 指導上の留意点 評価
導入
5分
本時の内容を知る。

前回のファイルを開く。

   
展開
40分
相対・絶対・複合参照について学習する。 ワークシートの数式を表示するため,メニューバーから「ツール(T)」「オプション(O)」と選択し「表示」タブの「ウィンドウオプション」にある「数式(R)」にチェックを入れて「OK」を押す。こうするとワークシート上で数式が表示されるために,相対・絶対・複合参照を理解しやすいことを説明する。

数式を縦にコピーしたり横にコピーして,どのように変化しているか確かめる。

変化させたくないときは行または列(あるいはその両方)に「$(ドルマーク)」を付けると,縦や横にコピーしても変化しないことを説明する。($A6 や $G$11 のような表記法を使う)

(知識・理解)相対・絶対・複合参照を理解する。[評価方法,ワークシート]
ワークシートの問題1〜4を予想してみる。

パソコンを使わずに予想する。

 
表計算ソフトを使って,ワークシートの問題1〜4を試してみる。

数値がどのようになるかを確認させる。  
RANK関数について学習する。 順位を出すための関数であることを説明し,出席番号1号の生徒の順位を出す方法を示す。

出席番号1号の生徒の所に入力した関数を,出席番号2号以下の生徒の所にコピーしても正しい結果にならないことを見せる。

正しい結果にならない理由を生徒に尋ね,どのようにすれば正しい結果になるのか考えさせる。

絶対参照を使えば,コピーしても変化しないので正しい結果になることを理解させる。

(技能・表現)人間とコンピュータの情報処理を対比しているか。[評価方法,行動観察]
まとめ
5分
上書き保存する。

本時のまとめをする。

   

ワークシート  ワークシート