学習の見通しは
立ちましたか。
2 単元設定の理由
3 単元の目標
(1)三角形や平行四辺形の求め方に興味を抱き,既習の図形と関連付けて考えようとする。
(関心・意欲・態度)
(2)三角形や平行四辺形の面積は,既習の図形に変形したり,分けたりすれば求められることに気付く。
(数学的な考え方)
(3)三角形や平行四辺形・台形などの面積を求めることができる。(表現・処理)
(4)三角形や平行四辺形の面積を求める公式が分かる。(知識・理解)
学習活動 | 教師の支援 | カウンセリング等の手立て |
1 問題の把握をする。 | ○ 敷地の形と面積に着目させて,どれがどれだけ広いかに関心をもたせる。 | ○ 身近な問題を提示し,各グループで考えや気付きを発表させることによって,活動の方向性を子ども自身が,納得して進められるようにする。![]() |
・ 個人めあてを立て,立てためあてを交流する。 |
○ 関心や態度に対する個人のめあてを立てさせ,授業に対する子どもの姿勢を明確にし,それぞれの子どものめあてのよさを交流させる。 |
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2 サッカー場のしき地の面積を求める。 | ○ サッカー場は,長方形の形であることに気付かせ,4年生での学習を想起させる。 | ○ これまでの学習を友達からの情報提供によって,それを手掛かりとして進められるようにする。 |
3 公園のしき地の面積を求める。 | ○ 直角三角形に方眼紙をあてても,方眼の目にかかってしまう場合もあることに気付かせたり,方眼ではしきつめられないことをグループで気付かせる。 |
○ グループで話し合うことによって,問題点を明確にさせ,見通しをもちにくい子どもにも,問題を共有しながら活動できるようにする。
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・ 長方形と結びつけて考える。 | ○ グループで,長方形と結びつける考えが出るように支援する。 | ○ サッカー場のしき地を求めたことに着目させ,そのことが手掛かりとなることを情報提供する。 |
・ 長方形の面積を基にして,公園のしき地の面積を求める。 | ○ 長方形を対角線で切ると,合同な2つの直角三角形になることに着目させ,長方形の紙を切って操作させる。 | ○ グループの中で操作活動を行うことによって,操作活動に戸惑っている子どもが,グループの他の子どもの活動に目を向け,修正していくことができるようにする。 |
4 競技場のしき地の面積を求める。 | ○ 一般の四角形の面積の求め方を考えさせる。グループで,求める方法を考えさせる。 | ○ ヒントカードなどを提示し,三角形も四角形の面積が分かれば求められることが,発展させて考え進め られるようにする。 |
5 本時のまとめを二人でシェアリングする。 | ○ 二人組のシェアリングの時間を設定し,学びの分かち合い及び学習仲間の意識づけを支援する。 | ○ 学習して初めて分かったことや楽しかったこと,また難しかったことや理解しにくかったことなど,子どもが自分の思いを安心して表現することができるような雰囲気をつくる。![]() (※10/13時間目の シェアリング(動画)へ) |
・ 自己評価を行う。 | ○ 「振り返りシート」で振り返らせ,本時の自己評価につなげる。 | ○ シェアリングしたことをもとに,自分の心の動きを意識化させる。 |
6 次時の学習内容を知る。 | ○ 次時学習内容を紹介して,具体的なイメージを膨らませることによって,次時への意欲へとつなげる。 | ○ 子どもの意欲的な学習や協力している姿,発言を受けとめる姿など,本時の子どもへの感想を述べ,次時への意欲付けをはかる。 |
2枚目のヒントカードでやっとわかったよ。
なぁ〜んだ。わりとかんたん。