3 3年次における総合的な学習の時間 (健康福祉系列)
 幸せな福祉社会を創造するバリアフリー住宅の設計
学習項目 学習活動 ねらい・観点
3月 福祉・介護に関する課題の設定 ・3年の総合的な学習の時間の発表を聞き,自分の系列において,興味・関心があること,また,日頃から疑問に思っていること等,社会福祉や進路に関連する課題を設定させる
個人またはグループで研究課題設定
・総合的な学習の時間についての理解
(関心・意欲・態度)(学び方・考え方)
4月 課題探究活動ガイダンス ・設定した課題探究活動についてのガイダンス
・目的意識を明確にし,課題解決の方法を考えさせ,計画を作成する
課題探究活動についての計画書提出
・職業分類,職種の理解,工場見学の意義
・職業観,勤労観の育成
(関心・意欲・態度)(知識・理解)
5月 研究調査活動 ・研究課題(バリアフリー)に対しての情報を文献やインターネットまたは実際に福祉施設に出向いて調査する
・バリアフリー住宅についての調査(床の高さ,トイレの位置,玄関の構造等),車いすの基礎知識(操作方法等),等について調査する文献で不十分な場合は施設等に出向いて実際に調査する
・研究課題についての資料調査・文献調査等
(関心・意欲・態度)(知識・理解)
(思考・判断)
6月
7月 中間報告書の作成
中間発表
・これまで調査してきた資料やデータを調査分析し,整理をし,まとめる
・資料やデータをもとに実際にCADを用いバリアフリーの建物の設計をする
・中間発表の準備
互いの学習の成果や学習方法について学び自分の研究に生かす
(関心・意欲・態度)
8月 研究の修正 ・中間発表後の反省を踏まえ,最終報告へ向けて研究の修正をする

・研究過程での方向性の修正や新しい発見に対するアプローチ
(関心・意欲・態度)(技能・表現)
9月
10月
発表資料作成
研究成果のまとめ完成
・発表会用に,要点をまとめた資料を作成し,パワーポイント等を用いわかりやすい発表資料の作成を工夫する
・発表会の事前練習をする・3年生の発表会へ参加させる
・研究成果をわかりやすくまとめ発表する力をつける
(思考・判断)(技能・表現)
11月
12月
1月 発表会 ・これまでの学習の成果を発表 ・プレゼンテーション能力の育成
(思考・判断)(技能・表現)
2月 最終報告書作成 ・一年間福祉について学んだ事についての報告書作成 ・一年間,課題に対して取組んで,得たもの,またそれを将来に生かしていく方策を学ばせる
(思考・判断)(技能・表現)












































 3年の総合的な学習の時間の具体例として「福祉社会の設計マニュアル作り」というテーマを基にして「幸せな福祉社会を創造するバリアフリー住宅の設計」を挙げている。 生徒達自らバリアフリー住宅の設計をすることで,高齢者や障害者と健常者の両方が一緒になって使える施設や設備を考えることができる。 福祉関係のテーマとしては他に「高齢者にやさしい住まい」「メイク・ア・ウイッシュ」「盲導犬の実態」「手話について」等がある
 

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