1 課題研究のねらい 工業高校における課題研究のねらい













 「課題研究」は知識や技術を教えるだけでなく,体験的な学習を充実するとともに,課題解決を自主的に行わせることにより,課題解決能力や自発的,創造的な学習態度を育てることをねらいとしている。
 またすべての専門学科にかかわる総合的な科目であり,高等学校学習指導要領解説の工業編において,「課題研究」では次のような資質や能力の育成をねらいとすることが示されている。


 工業に関する基礎的・基本的な学習の上に立って,工業に関する課題を生徒自らが設定し,自らその課題の解決を図る学習を通して,専門的な知識と技術の深化,総合化を図るとともに,問題解決に向けて意欲的に取り組む能力や自発的,創造的な学習態度を育てることである。
 指導に当たっては,生徒自らが,工業に関するテーマを設定し,計画を立て,製作や調査・研究などを行い,結果を整理・発表し,研究を深めさせるとともに,自分で課題を見付け,自ら学び自ら考え,主体的に判断し,問題をより良く解決する資質や能力を育成することが大切である。


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