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平成15年度研究要項 スタッフ研究(中学校道徳教育研究委員会)
<研究テーマ>


生徒の心に響く,魅力ある道徳の授業の在り方についての研究 ー指導方法を異にする5つの授業モデルの提案ー

テーマ設定の理由
社会の様相から 中学生の実態から
 現代社会では,毎日さまざまな事件が起きています。事件は,まるでドラマのような,とても現実のこととは思えないようなものまであります。中でも,「命」や「規範」に対する意識が薄れてきていることは特に気になるところです。

また,人間関係をうまく結べない人や自己表現が上手にできない人が増えてきている等の問題点もあります。

青年期に入ると「孤独」を感じることや自分の存在価値に不安を感じることが多くなります。そして,その不安は,ややもすると,いじめや不登校,その他の問題行動となって現れることもあります。

また,頻繁に起こる事件に慣れてしまい「何の思いも抱か(抱け)なくなる」現象や,将来に対する夢や希望がもてなくなったり,真剣に考えられなくなったりする姿も時折見られます。基本的なことで言えば,「規則」の必要性や「思いやり」の大切さを理解してはいるものの,素直に表現できない場合も少なくないように思われます。

 また,生活体験の減少,便利さを求めるあまり「工夫すること」「考えること」を忘れてしまったことなどが,彼らを含む私たちの「感じる心」を鈍くしていっているのではないかと危惧されます。
学習指導要領から 道徳の時間の実態調査から
「道徳の時間」は,学校生活の中で,さまざまな心の動きについて,落ち着いてじっくり考えられる大事な時間ですから,しっかり確保したいものです。
そこで・・・
無理なく,楽しく,実施するための「授業モデル」を提案します!

授業A 規則と思いやり(多面的な見方と判断)

授業B 理想の実現(将来の職業や生きがい)

授業C 家族愛(命の大切さと家族愛)

授業D 正義(誘いをことわる勇気)

授業E 責任の重さと人間のよさ(償い)

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