(1) 1年次のまとめ |
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ア 県内の公立小・中学校における校内研究における実態について |
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県内の公立小・中学校を対象として質問紙を用いた校内研究に関する実態調査から、ほとんどの学校が、学校教育目標を具現化するための場として校内研究を位置付け、先生方の共通理解と実践を基に、指導法改善や授業力向上につながる取組を行っていることが明らかになりました。 |
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校内研究において、多くの小・中学校が授業研究に取り組んでいることが分かりました。しかし、実践を振り返って協議する場が設定されなかったり、成果と課題を明確にするまでには至らなかったりしている状況が見られることが分かりました。 |
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校内研究の推進・充実のために必要なこととして最も多く挙げられていたのは、共通理解を図りながら教育実践を日々継続し積み上げていく取組でした。 |
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これらのことから、県内の公立小・中学校における校内研究について、課題の解決や更なる推進・充実を図るためには、校内研究におけるPDCAサイクルのDの段階において手立てを取ることが必要だと考えます。 |
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イ 校内研究を更に推進・充実させるための手立てについて |
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実態調査の結果を基に、校内研究を更に推進・充実させるための手立てを、1年間を見通したPDCAサイクルに基づいて作成しました。また、各学校が取組状況に応じて改善を図ったり、充実させたりすることができるようにチェックリストを作成しました。 |
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研究授業をはじめとする校内研究の取組の共通理解と日々の実践の積み重ねを図るために、研究会での協議の場を生かすことが有効だと考え、そのための具体的な手立てとしてワークショップ型による研究会の進め方を提案しました。 |
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これらの手立てを取ることで、Dの段階における日々の教育活動において実践と改善を繰り返すことができ、校内研究が更に推進・充実すると考えます。 |
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(2) 2年次の方向性 |
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2年次は、1年次に実施した、県内の公立小・中学校を対象とした校内研究に関する実態調査結果を基に作成した方策が、各学校におけるPDCAサイクルに基づいた校内研究の推進・充実につながるかどうか、その有効性について検証するために、以下の2点について研究を進めます。 |
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ア |
研究推進協力校において、1年次に作成した校内研究の推進・充実のための方策に基づいた授業研究会等の実践を行います。 |
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イ |
実践を通して、校内研究の推進・充実のための方策について、その有効性を検証し、更に改善を行います。 |
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