絵を見て読み取ったことを基に絵を評価し、交流することで自分の考えを広げたり深めたりしている。 |
・一人一人の着眼点のよさや感じ方の違いを見付け、交流して気付いたことを参考にしながら自分の考えをまとめている。
(例)
◇風景が細かく描かれている。
↓
◎
筆づかいでは、風景や服のしわなどが細かく描かれている。
(自分の見方を広げている)
◇動物たちの表情が正確に描かれている。
↓
◎動物たちの表情が正確に描かれていて、祭りをして喜んでいるみたいに見える。
(自分の考えを付け加えている) |
・一人一人の着眼点のよさや感じ方の違いを見付け、交流して気付いた新たな絵を評価する観点や評価の言葉を付け加えながら、自分の考えをまとめなおしている。
(例)
◇動物たちの表情が個性豊かに描かれている。
↓
◎表情がとても生き生きしていて、今にも動物たちが動き出しそうなほど細かいところまで見事な筆さばきで描かれている。
(評価語彙の見直し、評価する観点の付け加えをしている)
◇背景や動物たちの楽しそうな様子をしっかりと描いている。
↓
◎
筆づかいが見事で、動物たちの表情や背景など何から何まで、のびのびとしなやかに描いている。
(評価語彙の見直し、評価する観点の付け加えをしている) |
・交流した後、自分の考えの変容・考えの深まりが見られない。
(支援)
◆【最初の自分の考え】から変容が見られない児童に対しては、【最初の自分の考え】と交流して出てきた考え【グループ、みんなで話し合ったこと】との相違点を付箋紙に書かせ、それを基にしながら、【最初の自分の考え】に付け加えをさせる。
◆何を変えてよいのか分からない児童に対しては、「評価語彙を変える」、「評価する観点を増やす」のどちらかを参考にするよう、アドバイスをする。
|