過程 |
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指導上の留意点(○)、評価規準と評価方法(◇)
算数的活動(◎) |
つかむ |
〔問題〕 子ども会209人で、かし切りバスを4台かりると、183920円かかります。1人分のバス代は、何円になりますか。 |
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○ |
何を尋ねているかを考えさせ、いくらになるかという題意をつかませる。 |
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見通す |
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○ |
商を概数で見積もる考え方や仕方について見通しをもたせる。 |
○ |
わられる数とわる数を概数にして計算することについて気付かせるようにする。 |
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自力解決 |
3 |
自力解決をする。 |
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《予想される児童の考え》 |
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・ 180000÷200 |
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・ 200000÷200 など |
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◎ |
商を概数や四捨五入で見積もった式と実際の金額とを比較して考えさせるようにする。(ア) |
◎ |
自分の商の見積もりの式について、判断の理由を絵や図、言葉などでかくようにさせる。(イ) |
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学び合い |
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○ |
わられる数を上から1けたにした場合は、上から2けたにした場合と比べて正確な数から離れてしまうことについて考えることができるようにする。 |
○ |
友達の説明を聞いて自分が取り入れたい考え方や表現の仕方があれば、自分のノートに記入しながら発表を聞かせるようにする。 |
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○ |
問題場面と照らし合わせて、その目的に応じて計算の見積もりをしたことについて説明する。 |
○ |
取り上げた考え方については、式を書いた児童ではなく、他の児童に説明させる。 |
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まとめる |
6 |
本時の学習をまとめる。 |
・ |
商を見積もる場合は、ふつう、わられる数を上から2桁、わる数を上から1桁の概数にして計算し、商は上から1桁だけを求める。 |
7 |
振り返り問題を解く。 |
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〈振り返り問題の例〉 |
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3984÷48 |
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6752÷32 |
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117.8÷38 |
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○ |
商を見積もる場合は、簡単に計算できることと、正確な数に近いということから考えることについてまとめさせる。 |
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○ |
商の見積もりは、除数が2位数の除法における商の見当を付ける場面において、大きな誤りを防ぐことなどに役立つことついてふれる。 |
◇ 目的に応じて商を概数で見積もることができる。
【技能】 〔ノート等〕 |
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