過程 |
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指導上の留意点(○)、評価規準と評価方法(◇)
算数的活動(◎) |
つかむ |
〔問題〕 ノート(130円)、はさみ(475円)、コンパス(290円)を買おうと思います。1000円で買えるでしょうか。 |
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○ |
買い物のときに、1000円以下で買いたい場面であることを意識させる。 |
○ |
絵カードなどで問題場面のイメージをとらえさせる。 |
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見通す |
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○ |
実際の生活場面では、筆算を使って計算することは難しいことに気付かせ、品物の値段を概数にして計算をすることへの見通しをもたせる。 |
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自力解決 |
3 |
自力解決をする。 |
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《予想される児童の考え》 |
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・ |
少なめに考えて、100+400+200=600と見積もりをする。 |
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・ |
多めに考えて、200+500+300=1000と見積もりをする。 |
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・ |
十の位を四捨五入をして、100+500+300=900と見積もりをする。 |
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◎ |
品物の値段を何百円と見て考える方法について、絵や図などを用いて考える。(ア) |
◎ |
計算の見積もりの判断の理由についても、式や言葉で書かせるようにする。(イ) |
◇ 目的に応じて計算の結果の見積もりをしようとする。
【関心・意欲・態度】[ノート] |
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学び合い
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4 |
ペアをつくり、お互いに自分の考えを説明し合う。 |
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◎ |
ノートを相手に見せながら、自分の考えを相互に説明させる。説明を聞いて分からない点などは質問させたり、相手のよい考えなどはノートに書かせたりする。
(イ) |
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○ |
品物の値段を大きめに見積もって計算をする判断の理由について、絵や図、言葉で説明をさせる。 |
○ |
概数にするときに四捨五入を用いると、実際の値段より安くなる場合があることから、買い物場面では、大きく見積もる方法を用いた方がよいことについて考えさせるようにする。 |
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まとめる |
6 |
本時の学習をまとめる。 |
・ |
買い物などの場面で、1000円以下になるかどうかを考えるときには、それぞれの値段を大きめの概数にして計算するとよい。 |
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○ |
大きめの概数にして見積もることについてまとめる。 |
◇ 目的に応じて、大きめの概数にして和を見積もる考えや仕方について理解している。
【知識・理解】[ノート] |
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○ |
計算の見積もりを実生活でも使おうという意欲をもたせる。 |
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