これからの算数科学習指導について提案します!

 小学4年 「面積」
  7/12時の学習プラン いろいろなものや場所の面積を求めよう
  1 本時の目標
 
長方形、正方形の面積の公式を使って身の回りのものを実測しようとする。
   
【算数への関心・意欲・態度】
  2 算数的活動について
 
(ア)
体験的な活動として、巻き尺を使って身の回りのものを実測し、その量感をつかませる。
 
worksheet
  本時の展開
 
過程
学習活動
指導上の留意点(○)、評価規準と評価方法(◇)
算数的活動(◎)
つかむ
 本時の課題をとらえる。
1uや1uを単位とした身の回りにあるいろいろな面積を求めることを知らせる。
いろいろなものや場所の面積を求めよう。
見通す
 解決の見通しをもつ。
  ものさしや巻き尺を使って、面積を測るのに必要な辺の長さを調べることについて見通しをもつ。
ワークシートには予想と結果をかくことを確認する。
全員で「はがき(約10cm×15cm)」「机(約40cm×60cm)」を実測させる。その後、グループごとに学校内の場所を測ることを知らせる。(ア)
自力解決
 自力解決をする。
 
実際に学校内のいろいろな面積を調べる。
 
例)教室、体育館、廊下、学級園、飼育小屋
mensekizissoku
写真 面積を実測している様子
ものさし(15cm、30cm、1m)や巻き尺(50m)を調べる場所に応じて使い分けるようにさせる。巻き尺はペアやグループで使うようにさせる。 (ア)

◇ 長方形、正方形の面積の公式を使って身の回りのものを実測しようとする。
     【関心・意欲・態度】〔行動観察、ノート〕
学び合い
 調べた結果を発表し、全体で話し合う。
<児童が実際に使ったワークシートの例>
note7
 
お互いの結果を発表させ、自分のグループと比べながら感想を交流させる。
「○○はちょうど10u」、「運動場は中庭の10倍」といった調べた面積を基に気付いたことや考えたことがあれば取り上げて紹介する。

とめる
 本時の学習をまとめる。
 
面積を調べるために、必要な辺の長さを測ったことについてまとめる。
 算数日記を書く。
身の回りにあるものの面積を実際に調べる活動をしたことをまとめさせる。
今日の学習の振り返りを書かせる。
 

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