基礎的・基本的な知識・技能の習得と数学的な思考力・判断力・表現力の育成を目指します!

数学的活動を取り入れた授業モデル 

単元「一次関数」の小単元「一次関数の値の変化」における数学的活動を取り入れた授業モデルです。

下の授業展開案を授業にご活用ください。

単元 一次関数 (啓林館)   

 1 一次関数とグラフ

  【・2・ 一次関数の値の変化】   1時間

 

ねらい

・ 一次関数の変化の割合を求めようとする。

・ 一次関数yaxbで、変化の割合を求めることができる。

・ 一次関数yaxbの変化の割合は一定で、xの係数aに等しいことを理解する。

段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント
つかむ
・本時の課題「一次関数の値の変化について考えてみよう」を知る。

☆考えてみよう

  一次関数yx1で、対応するxyの表をつくろう。

 
 
 
見通す
■数学的活動 〔成り立つ事柄を予想する活動〕
xの値が変化したとき、yの値がどのように変化するか予想する。
練り合う
■数学的活動 〔観察、操作などの具体的な活動〕
xの値が1増加したときのyの値の変化を調べる。また、xの値が2、3増加したときのyの値の変化を調べる。
xの増加する幅を自由に選ばせ、それらについてyの値の変化を考察する。
xの値の幅を限定し、yの値の変化を求める。
xの増加量に対するyの増加量の割合を、変化の割合ということを確認し、一定であることを確認する。
深める
■数学的活動 〔発展的に考える活動〕
xの値が変化する範囲を負の領域までひろげ、変化の割合を求める。
・(yの増加量)=a×(xの増加量)という関係に気付かせ、これを使えるようにする。
まとめる
■数学的活動 〔自分が行った活動を振り返る活動〕
・一次関数yaxbでは、変化の割合は一定aに等しいことをまとめる。

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最終更新日: 2010-02-24