基礎的・基本的な知識・技能の習得と数学的な思考力・判断力・表現力の育成を目指します!

数学的活動を取り入れた授業モデル

単元「図形の調べ方」の小単元「合同条件と証明の進め方」における数学的活動を取り入れた授業モデルです。

下の授業展開案を授業にご活用ください。

単元 図形の調べ方 (啓林館)   

 2 証明

  【・2・ 合同条件と証明の進め方】   1時間

 

ねらい

・ 三角形の合同条件を使って証明する手順を考えることができる。

・ 簡単な場合について、三角形の合同条件を用いて証明することができる。

・ 証明の進め方を理解する。

段階
学習活動【数学的活動を通した指導のポイント
つかむ
・既習の学習内容をカードで復習する。
・本時の課題「三角形の合同条件を使った証明の進め方について知ろう」を
  知る。
 
 
 
見通す
■数学的活動 〔観察、操作などの具体的な活動〕
・文章から図をかかせることにより、「中点」等の言葉や位置の確認をする。
・仮定と結論を確認し、図に青や赤でかき込む。
練り合う
■数学的活動 〔自分の考えを人に伝える活動・人の考えを理解する活動〕
・図からいえそうなことを考え、すでに正しいと認められた事柄と、証明が必要な
  事柄とに分ける。
・自分で考察したことをグループの中で説明し、他の意見を書き加える。
・グループで話し合ったことを基に、全体に伝える。
・教科書89ページの(1)(2)(3)を確認しながら証明をかき写す。
深める
■数学的活動 〔観察、操作などの具体的な活動〕
・かき写した証明の方法を参考にして、練習問題の証明に挑戦する。
まとめる
■数学的活動 〔自分が行った活動を振り返る活動〕
・本時の問題の図だけを見て、証明を口頭で説明する。

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最終更新日: 2010-02-24