これからの国語科学習指導について提案します!!

〈本時の実践例〉6/11
(1) 目標
 ○
 ○
「結」の部分を読み、太一の成長が登場人物の存在にかかわっていることをとらえることができる。
「海のいのち」の主題を考えることができる。
 
(2) 指導の実際
学習活動
指導・支援
1 本時の見通しをもつ。
 (1)めあてを確認する。
太一の成長から登場人物の役割をふりかえり、「海のいのち」の主題を考えよう。






  (2)学習の見通しをもつ。

○学習計画を確認させて、本時のめあてを確認させる。
○「主題」とは何か、クイズを出して用語の意味を確認する。
○学習の見通しとして、以下の活動を行うことを確認する。
 @「結」の部分から太一の成長を読み取る。
 A太一の成長と他の登場人物の役割を考える。
 B「海のいのち」の主題を自分なりに考える。
2 「結」の部分(87ページ4行目〜最後)を読み、太一の
   成長と他の登場人物の役割を考える。
  (1)「結」の部分を読み、太一の成長を読み取る。

  (2)太一の成長と他の登場人物(おとう、与吉じいさ、
    おかあ)の役割を考える。
    
     《授業の流れを確認できるための教室掲示物》


○太一の成長した姿や漁師としての考え方に着目しながら読ませるようにする。
○太一の成長した姿や漁師としての考え方について発表させ、これまでの登場人物の生き方や考え方、漁師としての考え方と比べさせる。
○主人公の変容に対し、それぞれの登場人物の役割があることを気付かせるようにする。

評価
太一の成長と登場人物の言動をつなげながら読んでいる。
〔ワークシートの記述〕

3 主題を考える。
  (1)自分なりに大事だと思う文を選ぶ。


  (2)選んだ文を根拠に主題を考える。
   
  (3)考えた主題をグループで交流する。

○「海のいのち」を読んで、作品が訴えかけてきたことを短い言葉で考えさせる。その際には、文章中のキーワードやキーセンテンスを基に考えさせるようにする。
○物語全体や選んだ言葉や文から感じたことを、キーワードやキーセンテンスを基にして短い文にまとめさせる。









○自分の考えた主題と、その根拠となった言葉や文、そう考えた理由を少人数のグループの中で紹介させる。聞き手は、発言者の説明のよさや自分の考えと違うところや同じところに気を付けて聞くようにさせる。
○ 全員の発表が終了したら、簡単に感想を交流させる。
評価
「海のいのち」の主題を根拠をもって自分なりに考えている。
〔ワークシートの記述〕

4 学習を振り返り、自己評価をする。 ○本時のめあてに対する自己評価をさせる。
○次時よりポスター・セッションの準備に取り掛かることを確認する。
 
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最終更新日: 2010-02-02