国語科における基礎的・基本的な知識・技能とは、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」及び「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の3領域1事項に示されている指導事項や言語活動例に示されている活動の様式や方法などである。この知識・技能はすぐに定着するものではなく、繰り返し使っていくことで定着していくものです。
児童がある課題を解決していくとき、もっている知識・技能を使って、自分の考えをまとめて表現していきます。この課題を解決していく過程で、思考力・判断力・表現力が必要です。基礎的・基本的な知識・技能の定着と思考力・判断力・表現力の育成の間には、双方向性があり、児童が主体的に課題に向き合い、解決してしていくことを通して、知識・技能の定着と思考力・判断力・表現力の育成が図られると考えます。