中学2年生の調査結果(クラスについて) 

クラスについて(グラフ1、2の結果から)

  居心地のよいクラスとして、リレーションの面では、「笑い声があるクラス」と回答した生徒が5割近くを、また「だれとでも気軽に話せるクラス」と回答えた生徒が4割以上を占めています。 また、ルールに関する面では「だれかが悲しむ言動(暴力、悪口、無視、仲間はずしなどいじめととれる言動)がない」と答えた生徒が5割近くを占めています。
  この結果は、小学校高学年の結果と共通しています。



友達との関係について(グラフ3、4の結果から)

 友達に望んでいることについては、「遊ぶときなどに誘ってくれたとき」をあげる生徒が5割を占め最も多く、このことは、小学生の結果と共通しています。また、近い内容の項目として、「グループ作りなどで仲間に入れてくれたとき」を挙げる生徒も3割程度いました。 また、安心できる友達としては、「約束や秘密を守ってくれる」「何でも話せる」と回答した生徒が4割程度いました。
  友達にされて嫌なことを自由記述で尋ねたところ、「悪口やからかい、かげ口」や「無視、仲間はずし」などを挙げる生徒が全記述者の7割近くありました。



自己存在感について(グラフ5、6の結果から)

  このクラスでよかったと思うときは、「友達と一緒に遊ぶとき」と回答した生徒が半数を占め、最も多い結果でした。このことは、他の学年とも共通しています。また、友達との関係に求めること(遊びに誘ってくれる)とのつながりが見られます。
  認められている、役に立っていると思うときは、「友達から『ありがとう』と言われたとき」「先生や友達から頼りにされたとき」が3割以上を占め、上位2項目になっています。このことは、高校生の結果と共通しています。また、「先生や友達から『すごいね』『がんばったね』などと言われたとき」も3割以上を占めています。このことから、感謝や承認の声掛けをしてもらうこと、また、頼られることで、自己存在感を感じることができるのではないかと考えられます。



授業への意欲について(グラフ7、8の結果から)

  楽しいと感じる授業としては、「内容に興味が持てる授業」が4割を超え、最も多くなっています。このことは、高校生の結果と共通しています。また、「製作や実験、実習、体験活動などに取り組むとき」「自分の考えた予想や答えが正解だったとき」も3割を超えています。
  自由記述では「内容が理解できないとき」「先生の話だけで一方的に授業を進められるとき」授業が面白くないと答えた生徒が多かったです。
  また、授業に意欲的に取り組めているときの様子としては、「ノートに書く」「印をつける」「分からないことを友達に尋ねる」が4割近くで上位3項目です。また、「分からないことを友達に尋ねる」ことが、「先生に尋ねる」よりも多くなっています。このことは、高校生の結果と共通しています。


先生との関係について(グラフ9、10の結果から)

  先生との触れ合い・コミュニケーションの面では、「冗談を言って笑わせる」「困ったときに助けてくれる」ことを嬉しいと感じる生徒が4割程度で、上位2項目です。このことは、高校生の結果と共通しています。
  また、信頼・尊敬の面では、「楽しいことを計画してくれる」「ひいきをしないで平等に接してくれる」が4割程度で、上位2項目です。
  先生にされて嫌なことを尋ねた自由記述の回答にも「傷つくような言動(暴力、暴言、無視、何気ない一言)」「ひいき」が挙げられていました。このことは、小学校高学年や高校生の結果とも共通しています。




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