1 単元名 機械材料とその加工性(全36時間) 〜主な金属材料について〜(1/36)指導案 【word】


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本時の目標

      ア 機械材料に望まれる性質を理解させる。

イ 主な非鉄金属のうち,アルミニウム・ステンレス・チタン・銅などの性質・用途の違いについて理解させる。

 3 授業展開例

段 階 学 習 活 動 指導上の留意点
導 入

(5分)
主な金属が身近にどういうところに使われているかを考え,用途例をワークシートに記入する。  ワークシートが進まない場合には,いくつか金属材料の用途例をあげる。
展 開

(40分)
主な金属のサンプル静止画を見ながら用途例とその特性をワークシートに記入する。  スクリーンに主な金属のサンプル静止画を映し出し,イメージをもたせる。

 @アルミニウムについて
 一つ一つの静止画に対し,特性などを考えワークシートに記入させる。

@アルミニウム
〈スライドP.2〜P.4〉

スライドを見せ,ピストンやシリンダヘッドのように,アルミニウム単体よりアルミニウム合金として用いられていることが多いことをおさえる。

  
 Aステンレスについて 
                                       
    
Aステンレス
〈スライドP.5〜P.12〉

 ステンレス石けんについては,ステンレスにニッケルが含まれているということを理解させるための事例として紹介する。

 ステンレスが他の金属と比べて高価であることを説明し,金属を比較していく,1つの視点であることをおさえる。


 
 Bチタンについて
Bチタン
〈スライドP.13〜P.16〉

 タンクローリーの材質については炭素鋼,アルミニウム,ステンレスが主であるが,チタン製のものもあることを紹介する。

 C銅について

   
C銅
〈スライドP.17〜P.20〉

 りん青銅の例として,ベローズとダイアフラムを取り上げる。(実教出版・機械工作1のテキストに紹介されてる図)
まとめ
(5分)
本日の学習内容を確認しまとめる。  身近なところに,金属の特性を生かした用途例があることを確認させ次時から,さらに詳しく学習していくことを知らせる。
授業を
終えて
主な非鉄金属材料の実物をサンプル静止画で見せることによって,身近なものと結び付けさせることができた。生徒たちは興味・関心を示し,大変効果があったと思われる。

     アンケート結果 【pdf】

 

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