高等学校・英語科

生徒がまとまった分量の英文を書けるようになる
授業の提案をします!


〈研究担当から〉

 高校の現場では,大学入試に読解力を問う問題が多いためか,読むことに指導の重点が置かれていることが多いように思われます。そのためか,英語が得意な一部の生徒を除いて,高校生の英文を書く力は十分ではなく,苦手意識も強いように思われます。担当者自身これまでの指導を振り返ってみても,教科書の文法事項や内容理解で単元を終わってしまい,英語を用いて,情報や考えを伝えるための基礎的な能力をはぐくむ指導が十分でなかったと感じます。
 
 本研究では,生徒に英語で表現する(書く)十分な力が身に付いていない原因は,
@英語で自分の伝えたいことを表現するために必要な語彙力や基本構文などが定着していないこと。
A英文を書く機会が少なく,英文を書くことに慣れていないこと。
の2点であると考え,これらを解決して,表現力(書く力)の基礎をはぐくむために,英語Tにおける音読活動とStory Reproduction活動を中心とした指導方法の研究に取り組んでみました。

研究テーマ
表現力(書く力)の基礎をはぐくむための高校英語科学習指導の工夫
 −音読活動とStory Reproduction活動を中心とした学習指導を通して−

研究の実際はこちらから
  理論編
  ・実践編
  ・研究のまとめ



研究担当 江口 修(佐賀県教育センター所員)