サイコロトーキング 11月19日(木)実施
1 特徴 ゲーム感覚で自己開示がしやすい。話題を変えれば,繰り返し実施できる。
2 ねらい 他者理解(ゲーム感覚で,楽しく自分の体験や感情を語ることで,構えなくても自分を語れる人間関係をつくる。また,他者と自分が同じことや違うことに気づく。)
3 所要時間 15〜20分
4 準備  ●サイコロ  ●ワークシート ●ふり返りシート
5 展開
活動内容(指示) 留意点
インストラクション
今日は,サイコロトーキングをやります。
ワークシートを見て下さい。テーマが1から6まであります。サイコロをふって,出た目のテーマについて話をします。3がでれば,3番の「行ってみたい国」について話をします。
まわりの人はしっかり話を聞いてあげて下さい。
(教師も入って,できれば4〜5人程度のグループに)
時間は15分とします。
最初に話す人を決めてもらって,あとは時計回りに時間まで続けて下さい。2巡目以降に同じ目が出た場合は,もう一度サイコロをふって下さい。 
テーマについては,話しやすいものから,やや深いものまで,子どもの状態に応じて決める。
理由も言ってもらうと,気づきが広がる。
エクササイズ
では,始めて下さい。
時間です。途中でしょうが,今話している人が話し終わったらやめて下さい。
教師も入って自己開示する。
話してくれたことについて,ききたいことがあればきいてよい。
シェアリング
やってみてどうでしたか。ふり返りシートに記入をして下さい。
書き終わった人は出して下さい。
(ふり返りシートから紹介したいコメントがあれば名前を伏せて紹介する)
感想を言える子どもがいれば,言ってもらう。
まとめ
「自分とおんなじだ」とか「へー。こんなことを考えてるんだ」とか,いろいろな気づきがあったのではないでしょうか。
6 子どもの感想から
他の人のことが分かってとても楽しかったです。全部やりたかった。
あらためて自分のことを話すのは恥ずかしいと思いました。
7 気づき
ある目が出て,「(このテーマについては)特に話すことはありません」と言って,次の生徒にサイコロをまわす子どもがいれば,どうしても話すことがない場合は,もう一度サイコロをふるように指示をする。
最初,抵抗を示す子どもでも,まわりの子どもが話し出すと,なんとか一生懸命考えて話をしようとがんばった。「ちょっと考えていいよ」と時間を与えることも必要。