肩もみエンカウンター 11月18日(木)実施
1 特徴 短時間でリラックスを味わえる。
2 ねらい 信頼体験(軽いスキンシップで緊張をほぐしながら,自己開示を体験する。リラッ クスした状態で,自分の話をしっかり受け止めてもらう心地よさを味わう。)
3 所要時間 10〜15分
4 準備 ふり返りシート
5 展開
活動内容(指示) 留意点
インストラクション
まず,2人でペアをつくってください。
ジャンケンをして,勝った人が肩をもんでもらう役,負けた人が肩をもむ役になって下さい。肩もみが嫌な人がいれば,肩たたきでもかまいません。人の肩をもんであげたことのある人?もんでもらったことのある人?
では,ジャンケンをして下さい。
勝った人は椅子に座ります。負けた人は,その後ろに立って2分間,気持ちをこめて肩をもんで下さい。肩をもみながら,できる人は,今日家に帰って何をする予定か,あるいは今週末何をする予定か,などを話して下さい。肩をもまれている人は,質問したりせずにひたすら聞いて下さい。うなずく程度で,質問はしないで下さい。話すことがどうしても浮かばない人は,とにかく気持ちが伝わるようにもんであげて下さい。
もまれている人は,「もっと強くおねがい」とか「少し上をおねがい」とか注文をつけて下さい。もんでいる人も「これでいい?」ときいてあげて下さい。
身体接触を嫌がる人には強制しない。
可能なら,教師がデモンストレーションをしてモデルを示す。
無理をさせると逆効果。子どもの様子を見ながら無理はさせないように。肩もみしながら雑談でもよい。
話題は変えてもよい。
エクササイズ
では始めて下さい。今から2分間です。
時間です。役割を交代します。肩をもんでいた人は,今度は肩をもんでもらって下さい。肩をもむ人はさっきと同様に,話せる人は話して下さい。では始めて下さい。今から2分間です。
シェアリング
時間で〜す。どんな感じでしたか。ふり返りシートに記入をして下さい。
書き終わった人は出して下さい。
(ふり返りシートから紹介したいコメントがあれば名前を伏せて紹介する)
感想を言える子どもがいれば言ってもらう。
まとめ
人にリラックスをあげる,あるいは,もらう心地よさを体験できたかな。
6 子どもの感想から
肩もみすることはあるけど,してもらうのは初めてなので,ちょっと不思議な感じがしました。
肩もみする意味が分からない。
話題がでてこない。
7 気付き
肩もみ自体あまり経験がないのかピンときていないし,その上,自分のことを人に話すのは荷が重かったようで,ほとんど話はしなかった。
肩もみの意味(「リラックスをあげる」など)は伝えておく。