|
1 「アントレプレナー」に触れよう! |
【(1/20時間目)活動場所:教室またはパソコン室】 |
|
…生徒が問題発見!/ …具体的な活動/ …生徒が問題解決! |
段
階 |
時間 |
学 習 活 動 |
教師の援助・留意点 |
評 価 |
観 点 |
見
通
し
を
持
と
う
!
|
1 |
 |
今度の総合的な学習の時間ではどんな学習をするのだろう? |
|
|
 |
「アントレ」「起業家」とはどんな意味だろう?
|
|
|
 |
・ |
教師から単元のテーマ,内容,単元の流れを聞き,イメージをもつ。 |
 |
・ |
この単元でどんなことを考えるの分わかった。 |
|
|
|
|
○ |
アントレ・プレナーという用語だけでなく,起業する際に必要なことなどについても考えさせたい。 |
※ |
単元テーマ,内容,単元の流れを知らせた後,生徒に[起業家],[アントレプレナー]という言葉を検索させ,意味や情報を与えても良い。その場合の活動場所はパソコン室。 |
|
○ |
企業の経済活動に興味関心を持って参加できたか。 |
|
[興・関・態] |
○ |
アントレ学習のテーマや流れが理解できたか。 |
|
[思考・判断] |
|
|
|
|
 |
具体的に何をするのだろう? |
|
|
 |
・ |
会社設立→イベント企画→ポスター制作→プレゼンテーションという学習の流れの中で様々な課題や問題を解決していく学習ということを知る。 |
 |
・ |
単元に関するイメージがもてた。 |
|
|
|
|
○ |
以下の点を確認しておきたい。
・ |
起業家について調べレポートを作成する。 |
・ |
会社設立して予算100万円でイベントを企画する。 |
・ |
イベントポスターを制作し,プレゼンテーションを行う。 |
|
|
○ |
与えた情報を踏まえながら,生徒用学習の流れを基に,活動計画を説明しイメージを膨らませる。 |
○ |
言葉の使い方の指導も随時していく
例)・・・「弊社」「当社」「貴社」その他謙譲語等。 |
|
3.活動を振り返る。 |
自己評価をさせる。
自己評価表
|
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.pdfファイル |
※自己評価表は,1「アントレプレナー」に触れよう!から9プレゼンテーションに臨もう!まで一括して印刷できます。 |
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2 偉大な起業家や企業に学ぼう! |
【(2〜4/20時間目)活動場所:パソコン室】 |
|
…生徒が問題発見!/ …具体的な活動/ …生徒が問題解決! |
段
階 |
時間 |
学 習 活 動 |
教師の援助・留意点 |
評 価 |
観 点 |
見
通
し
を
持
と
う
!
|
3 |
 |
どんな会社(創業者)を調べるのだろう? |
 |
企業名は知っているが,創業者は知らないな? |
|
 |
何を作った人(何を作っている会社)なのだろう? |
|
|
・ |
調べる起業家を知る。 |
本田宗一郎・・・本田技研 |
柳井正…ユニクロ創業者 |
松下幸之助…松下電器,PHP |
井深大…ソニー創業者 |
豊田佐吉…トヨタ創業者 |
石橋正二郎・・・ブリジストン創業者 |
安藤百福…日清食品創業者 |
鳥井伸冶郎・・・サントリー創業者 |
その他,地元の企業など |
|
|
|
|
|
《起業家を提示する》 |
○ |
起業家調べは,起業家の名前を提示した後,企業とその業績等を調べさせても,企業名を提示して起業家調べに入ってもよい。 |
○ |
起業家(企業名)例にとらわれずに,生徒の興味関心の対象となるものであればよい。例えば身近な企業や外資系企業。ただし,調べが困難なものが予想されるので,教師は事前に調査しておくこと。 |
|
|
pdfファイル |
※比較的,知名度の高い19の企業の社名の由来を紹介しています。社名決定時の生徒用資料としても使えます。 |
|
○ |
起業家調べに興味関心を持って活動できたか。 |
|
[興・関・態] |
○ |
日本語ワープロソフトを使ってレポートを仲間と協力して完成させたか。 |
|
[技能・表現] |
|
|
2.グループを編成し,起業家から何を学ぶのかを知る。 |
 |
「株)○○社」は何という起業家が立ち上げたのだろうか?
|
|
 |
○○さんという起業家は何という会社を立ち上げたのだろうか? |
|
 |
起業家はどんなところに目をつけて商品開発したのだろうか? |
|
 |
企業を経営するためのコツなどあるのだろうか? |
|
|
 |
企業名は知っているが,創業者は知らないな? |
|
 |
何を作っている会社なのだろう? |
|
|
 |
・ |
グループ毎に提示された起業家または企業の経営理念,事業アイディア,ビジネス観に触れる。またその業績を知る。 |
|
 |
・ |
有名な企業や起業家も,様々な問題や課題を克服しながら現在の地位を確保したことが分かった。 |
・ |
起業家調べをして,起業家の経営理念やアイディアビジネス観などが分かった。 |
|
|
|
|
|
○ |
調べたい起業家ごとにグループ編成をする。
※起業家(企業名)の提示のみでは生徒の興味関心が得られないことが予想できるため,例えば日清食品であれば「チキンラーメン」や「カップめん」の実物を提示する。 |
○ |
起業家の経営理念,事業アイディア,ビジネス観,功績などを調べるように助言する。 |
○ |
インターネットや書籍を利用して引用するときは,出典を明らかにする。 |
|
3. |
日本語ワープロソフトを用いて起業家についてまとめる。 |
|
 |
 |
どのようなレイアウトにした方が,分かりやすいだろうか? |
|
 |
調べたことを分かりやすくまとめるにはどんなことに留意すればよいのだろうか? |
|
|
 |
・ |
グループ毎に調べたことを一枚のレポートにまとめる。 |
|
 |
・ |
相手に分かるように,一枚のレポートに調べたことをまとめることができてよかった。 |
|
|
|
|
|
|
○ |
日本語ワープロソフトを利用して作成させる。 |
○ |
次時「起業家報告会」用のレポートを作成させる。
レポートはA4版1枚程度にまとめさせ,内容,項目は特に指定しない(経営理念,事業アイディアなどを盛り込むことが望ましい)。自由に作成させてよい。 |
○ |
レポートはワード等の日本語ワープロでまとめさせる。
要点や伝えたいことを精選させる。そのために一般の広告等を参考にさせてもよい。 |
○ |
メディアリテラシーが高くないグループに関しては教師が指導する。 |
|
 |
 |
調べたことの要点をまとめてうまく伝えたい。 |
 |
与えられた時間を有効に使いたい。 |
|
 |
・ |
報告会のための原稿を作成する。 |
・ |
役割分担(話し手,資料の指し手など)をする。 |
|
 |
・ |
相手に分かるように,一枚のレポートに調べたことをまとめることができてよかった。 |
|
|
|
|
|
○ |
報告会の趣旨と進め方を知らせる。
・ |
報告会をすることによって,自分たちが調べたことを,クラスの仲間と共有することができることと,限られた時間内で要点をまとめ発表することで,プレゼンテーション能力や要点のまとめ方がよくなることを伝える。 |
・ |
各グループ,1分間。 |
・ |
グループの発表の間は5分程度時間を取り,その間,発表したグループの良かった点や改善したほうが良い点などをまとめさせる。 |
|
○ |
各グループ分のレポートをプリントアウトし冊子にして,各グループに配布しておく。 |
|
5.活動を振り返る。 |
自己評価をさせる。 |
|
.pdfファイル |
※自己評価表は,1「アントレプレナー」に触れよう!から9プレゼンテーションに臨もう!まで一括して印刷できます。 |
|
|
3 起業家報告会に望もう! |
【(5/20時間目)活動場所:教室】 |
|
…生徒が問題発見!/ …具体的な活動/ …生徒が問題解決! |
段
階 |
時間 |
学 習 活 動 |
教師の援助・留意点 |
評 価 |
観 点 |
見
通
し
を
持
と
う
!
|
1 |
 |
 |
他のグループからはどんなことが報告されるのか? |
|
 |
うまくプレゼンできるだろうか? |
|
 |
他のグループはどんな点に注意しながらプレゼンするのだろうか? |
|
|
|
 |
・ |
調べた内容を報告する。 |
・ |
報告のあった起業家(企業)の経営理念,事業アイディア,ビジネス観等に共通点,相違点をまとめる。 |
・ |
個人の感想や意見についてもまとめる。 |
 |
・ |
身近な企業の創業者が分かった。 |
・ |
様々な課題や問題を克服して現在があることが分かった。 |
・ |
経営理念などには,共通点や相違点があることが分かった。 |
・ |
それぞれの起業家(企業)にはちがったビジネス観等があることが分かった。 |
・ |
他のグループの良かった点,工夫したほうが良い点をまとめることができた。 |
|
|
|
|
○ |
調べた内容を報告させる。
交流を充実させるために,ポスターセッションなど,形態を工夫する。(例:パソコン室で行う場合・・・発表者が前に出て,発表するのではなく,全てのパソコン画面に,発表するグループのポスターを映しながら進める。教室で行う場合・・・発表者が前に出るのではなく,机をコの字型に並べ,会議形式でその場から発表をする,または実物投影機等を使用させる,など) |
○ |
発表時間は1分程度。発表のルールは学級の実態に応じて決める。ただし,時間に関しては,制限時間をうまく使うことを盛り込む。 |
○ |
各グループの発表の間に5分程度の時間を取り,それぞれグループに対する評価を評価カードに記入させる。 |
|
○ |
まとめたレポートを相手に分かりやすく発表できたか。 |
|
[技能・表現] |
○ |
他グループの活動や学びを把握できたか。 |
|
[興・関・態] |
○ |
他グループの発表と自グループの調べを比較し,起業家(企業)の経営理念等の共通点や相違点を探ることができたか。 |
|
[思考・判断] |
|
2.活動を振り返る。 |
自己評価をさせる。 |
|
.pdfファイル |
※自己評価表は,1「アントレプレナー」に触れよう!から9プレゼンテーションに臨もう!まで一括して印刷できます。 |
|
|
4 会社を設立しよう! |
【(6/20時間目)活動場所:パソコン室】 |
|
…生徒が問題発見!/ …具体的な活動/ …生徒が問題解決! |
段
階 |
時間 |
学 習 活 動 |
教師の援助・留意点 |
評 価 |
観 点 |
深
め
よ
う
!
|
1 |
 |
 |
何という社名にしようか? |
|
 |
会社にはどのような役割があるのだろう? |
|
 |
起業家調べで調べた企業の社名はどのようにして決められたのだろう? |
|
|
|
 |
・ |
グループに分かれ,会社設立に向かう。 |
・ |
社名を決定する。 |
・ |
役割を分担する。 |
 |
・ |
企業の社名には様々な思いが込められていることが分かった。 |
・ |
仮名,片仮名,漢字,外国語など言葉の響きでイメージが変わるものだ。 |
・ |
会社の役割を役職と言い,その名称も会社によって様々だということが分かった。(代表取締役,取締役○○部長,・・・) |
|
|
|
|
《社名決定のための参考として》 |
○ |
企業の社名誕生にまつわる資料を事前に配布し(pdfファイル)興味関心を駆り立てておく。 |
○ |
グループで調べる企業についてはネット検索や図書資料等で調べさせる。 |
○ |
わが社(自分の所属するグループ)の社名を決めさせるときに,生徒に雑誌を持ち込ませると効果的である。また,各グループに英和辞書や国語辞典も準備しておく。 |
○ |
社名はマーク(ロゴ)としてとらえられる場合が多いことを気付かせる。したがって,さほど社名に意味がなくとも,視覚に訴えるもの,もしくは印象に残るものも考えられることを気付かせる。
また,仮名,片仮名,漢字,外国語などのことばの響きについても考えさせたい。
(例)家永英語学院…Ienaga English Academy |
○ |
「(株)ソクト(城西中校区内の企業)」の例をあげ社名と経営理念の結びつきを考えさせたい。 |
《役職について》 |
○ |
役割にあまり深く入らず,グループでの役割は○○係程度にしておく。担当の決定は次時で行う。 |
|
○ |
社名決定の留意点を踏まえながら,グループ員とともに社名決定したか。 |
|
[興・関・態] |
○ |
グループ員の希望や適正を踏まえて役割は適切であったか。 |
|
[思考・判断] |
|
|
|
・ |
決定した社名を短冊に書いて黒板に貼らせる。 |
・ |
代表取締役に社名決定の経緯を発表させる。 |
|
2.活動を振り返る。 |
自己評価をさせる。 |
|
.pdfファイル |
※自己評価表は,1「アントレプレナー」に触れよう!から9プレゼンテーションに臨もう!まで一括して印刷できます。 |
|
|
5 イベントの企画案を作成しよう! |
【(7〜8/20時間目)活動場所:パソコン室】 |
|
…生徒が問題発見!/ …具体的な活動/ …生徒が問題解決! |
時間 |
段階 |
学 習 活 動 |
教師の援助・留意点 |
評 価 |
観 点 |
深
め
よ
う
!
|
2 |
1. |
予算100万円でイベントを企画するために必要なことを考える。 |
 |
 |
イベント企画にはどのような項目があるのだろうか? |
|
 |
人を招聘するための費用はどのくらいだろうか? |
|
 |
場所を借りる費用はどのくらいだろうか? |
|
 |
採算を取るために注意することは何だろうか? |
|
|
 |
・ |
会社運営上の規約(ルール)に従って活動を進めることを知る。 |
|
予算100万円以内とする/責任の所在を明確にする/企画提案に関しては,社内の決裁を必要とする |
|
 |
・ |
イベントの名称,日時,会場の調達,講師招聘のためのアポ取り,講師招聘やポスターの予算などさまざまな課題が明らかとなった。 |
|
|
|
|
|
|
《話し合いについて》 |
○ |
イベント企画に必要なことを考える際,少人数のグループのみで話し合わせると,意見(課題)が出にくいことが予想される。従って,1では学級全体で考えさせ,意見(課題)を共有させたい。その際,イベントのちらしやパンフレット等を参考にさせる。 |
《企画案について》 |
○ |
プロジェクトとしてスタートする前に社内では必ず,企画案選定会議があることを知らせる。
この場合,クラス全体が会社として位置付けられるため,厳しい評価をしないと会社の発展につながらないことを知らせる。 |
|
《会社運営上の規約について》 |
○ |
左記のルールに従って活動を進めさせる。
その他ルールに盛り込んだほうがよい内容があれば,盛り込む。 |
|
|
○ |
イベント成功のために,自分の役割を実行しているか。 |
|
[関心・意欲・態度] |
○ |
今後,解決していくであろう課題を出すことができたか。 |
|
[思考・判断] |
○ |
日本語ワープロソフトを利用して企画案を作成することができたか。 |
|
[知識を応用し総合する能力]
|
|
[思考・判断] |
|
|
 |
 |
どんなイベントを企画しようか? |
|
|
 |
期日はいつにしようか? |
|
 |
イベント名は何にしようか?どんな名称にしたら客が集まるだろうか? |
|
 |
雨天の場合はどうしようか? |
|
 |
入場料はいくらにしようか? |
|
 |
客層はどこにターゲットを絞ろうか? |
|
 |
タレントを呼ぼうか? |
|
 |
会場はどこにしようか? |
|
 |
赤字にならないだろうか? |
|
|
|
 |
・ |
企画案の様式に従って,企画書を制作する。 |
 |
・ |
客層のターゲットにあったイベントが出来上がりそうだ。 |
・ |
イベントの名称,日時,会場の調達,講師招聘のためのアポ取り,講師招聘やポスターの予算などさまざまな課題が明らかとなった。 |
・ |
イベントを成功させるためには,の社員の長所を生かした役割分担をすることが大切だ。 |
|
|
|
|
|
○ |
企画案の書式については,様式を統一する。 |
○ |
企画案作成は日本語ワープロを使用させる。 |
|
|
|
|
.pdfファイル |
※自己評価表は,1「アントレプレナー」に触れよう!から9プレゼンテーションに臨もう!まで一括して印刷できます。 |
|
|
6 わが社の企画案をプレゼンしよう! |
【(9/20時間目)活動場所:教室】 |
|
…生徒が問題発見!/ …具体的な活動/ …生徒が問題解決! |
段
階 |
時間 |
学 習 活 動 |
教師の援助・留意点 |
評 価 |
観 点 |
深
め
よ
う
! |
1 |
 |
 |
わが社のセールスポイントをアピールするにはどこに注意すれば良いのだろうか? |
|
 |
他社へ厳しい評価をするにはどこに着目すればよいのだろうか? |
|
|
 |
・ |
わが社の企画を報告するとともに他社案を厳しく評価する。 |
 |
・ |
他社のアイディアを聞くことにより,いろんなアイディアがあることに気付いた。 |
・ |
厳しい評価を得ることで,よりよい企画が生まれることが期待できた。 |
・ |
前回のプレゼン(起業家調べ)より,よくできた(よくできなかった)。 |
・ |
他社のよい点を取り入れよう。 |
|
|
|
|
[大和中] |
 |
|
|
《報告会の事前準備について》 |
○ |
予め,各グループ分のプリントアウトをして配布し,持ち時間(1分〜3分)を知らせておく。 |
|
設定された時間通りに報告がなされるように練習させる。 |
○ |
評価用紙(様式で統一)を基に,各グループとも報告会を前に,「厳しい評価」をするための話合いを持たせる。 |
|
《報告会に望ませる》 |
○ |
事前の「厳しい評価」の話合いを基にして,各グループの報告に望む。参考になった点,改善したほうがよい点など細かくまとめさせる。 |
○ |
各グループの「厳しい評価表」は対当グループに渡し,今後の展開の参考とさせる。 |
|
○ |
まとめたレポートを相手に分かりやすく発表できたか。 |
|
[技能・表現] |
○ |
他グループの活動や学びを把握できたか? |
|
[興・関・態] |
○ |
他グループの発表と自グループの調べを比較し,起業家(企業)の経営理念等の共通点や相違点を探ることができたか。 |
|
[思考・判断] |
|
2.活動を振り返る。 |
自己評価をさせる。 |
|
.pdfファイル |
※ |
自己評価表は,1「アントレプレナー」に触れよう!から9プレゼンテーションに臨もう!まで一括して印刷できます。 |
(注) |
本時の自己評価表「2.誠意を持って…」の「誠意」は他社企画またはプレゼンテーションの批判ではなく,互いに高めあうために厳しく評価しようという意味です。生徒が理解しにくいようであれば,ご説明ください。 |
|
|
|
7 厳しい評価から企画を見直そう! |
【(10/20時間目)活動場所:パソコン室】 |
|
…生徒が問題発見!/ …具体的な活動/ …生徒が問題解決! |
段
階 |
時間 |
学 習 活 動 |
教師の援助・留意点 |
評 価 |
観 点 |
深
め
よ
う
|
1 |
 |
 |
○○という意見があったが,我社プランと比べてどちらが良いのだろうか? |
|
 |
C社の○○というプランはよかった。参考にできないか? |
|
 |
A社はB社に○○という評価をしていたが,我社にも言えることではないか? |
|
|
|
 |
・ |
他社からの意見を基に,「期日は適当か/講師招聘は適当か/料金は適当か/採算は取れそうか/ターゲットになる客層は集まるだろうか/自分たちだけで,当日は,まかなえるだろうか」などのイベントプランの再検討をする。 |
 |
・ |
再検討したことにより,自分たちのプランに自信を持った。 |
|
|
|
|
○ |
次時よりポスター作成活動に入るため,本時の見直しについては詳細に至るまで,助言する。
<考えられる詳細>
会場借用確認のための連絡/講師招聘(日程確認・諸費用確認)/ポスター印刷に関わる諸経費/採算について/ |
|
○ |
他社の評価が確かなものかどうかを判断し,うまくわが社の企画に取り入れることができたか。 |
○ |
再検討したことによって,より自企画に自信が持てたか。 |
|
[思考・判断] |
○ |
他に解決しなければならないことはないか。 |
|
[知識を応用し総合する能力]
[思考・判断] |
|
2.企画書を提出して,決裁をもらう。 |
|
3.活動を振り返る。 |
自己評価をさせる。 |
|
.pdfファイル |
※自己評価表は,1「アントレプレナー」に触れよう!から9プレゼンテーションに臨もう!まで一括して印刷できます。 |
|
単元の流れ |
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|
|
8 ポスター制作しよう! |
【(11〜18/20時間目)活動場所:パソコン室】 |
|
…生徒が問題発見!/ …具体的な活動/ …生徒が問題解決! |
段
階 |
時間 |
学 習 活 動 |
教師の援助・留意点 |
評 価 |
観 点 |
深
め
よ
う
!
|
8 |
 |
 |
集客力をあげるためにはどのようなPRの仕方が効果的なのだろうか? |
|
|
 |
・ |
考えられるPR方法を学習環境の中でできるものに決定する(ポスター制作)。 |
 |
・ |
ポスターは,イベントに必要な情報を簡潔に分かりやすく入れることができるだろう。 |
|
|
|
|
○ |
イベント集客力をあげるためにポスターを制作することを確認する。 |
|
○ |
課題を発見し,解決に向けてグループ員と意欲的に意見交換できたか。 |
|
[興・関・態] |
○ |
グループ員と協力しながら,自分の案や他者の案を取り入れ,よりよいポスター制作を進めていたか。 |
|
[思考・判断] |
|
|
 |
 |
会場借用費用はどのくらいだろうか? |
|
 |
会場を決めたいが,どこに連絡すればよいのだろうか?どんなところがよいのだろうか? |
|
 |
講師をお願いしたいが,どのようにして連絡をとればよいのだろうか? |
|
 |
講師を招聘するための費用はどのくらいかかるのだろうか? |
|
 |
企画案通りに講師招聘ができなかった。企画の変更だ! |
|
 |
イベントを運営するには,どんな役割が必要なのだろうか? |
|
 |
ポスターのデザインはどうしようか? |
|
|
|
 |
・ |
事前に明らかになった課題を再度,どのように解決するのか具体的にプランを練る。 |
 |
・ |
イベントの名称は客層と内容に応じたものが出来上がったと思う。 |
・ |
講師招聘のための事前調査(講師の事務所等への連絡,交通や宿泊の調査での応対の仕方等)では,まず相手に失礼がないようにできたことがよかった。次いで聞き取りたい内容が相手に伝わるように言えたのでよかった。 |
・ |
ポスターについては,人目を引くレイアウト,分かりやすい内容でデザインされたと思う。 |
|
|
|
|
○ |
ポスター制作の際の留意点を今後の時間配分と生徒の実態を踏まえて,以下の点について教師が説明してもよいし,話し合わせてもよい。 |
|
・ |
広告や雑誌などを例示しながら,文字の大きさ,書体,レイアウト,外国語表記などのあり方を考えさせる。 |
|
・ |
ポスターに必要な要素(内容,日時,場所,料金,会社名,連絡先,チケット入手方法)を考えさせる。 |
○ |
外部との連絡が生じる場合が予想されるので,マナーに関する指導をしておくこと。 |
○ |
ワード,一太郎,Paint Shopなどを活用させる。
※学校やグループの実態によっては,手書きのポスターでも良い。 |
○ |
講師招聘を企画している場合 |
|
・ |
生徒が連絡をする前に事前に教師がその旨を連絡しておく。(生徒による取材,連絡が可能かも含めて) |
|
3.活動を振り返る。 |
自己評価をさせる。 |
|
.pdfファイル |
※自己評価表は,1「アントレプレナー」に触れよう!から9プレゼンテーションに臨もう!まで一括して印刷できます。 |
|
単元の流れ |
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|
|
9 プレゼンテーションに望もう! |
【(19〜20/20時間目)活動場所:教室】 |
|
…生徒が問題発見!/ …具体的な活動/ …生徒が問題解決! |
段
階 |
時間 |
学 習 活 動 |
教師の援助・留意点 |
評 価 |
観 点 |
深
め
よ
う
!
|
2 |
 |
 |
我社のセールスポイントをアピールするにはどこに注意すれば良いのだろうか? |
|
|
 |
・ |
原稿を作ったり,役割を決めたりしながら,プレゼンテーションの準備をする。 |
 |
・ |
3分間でセールスポイントをアピールする原稿ができた。 |
・ |
仲間とともにタイミングを合わせてプレゼンテーションできるようになった。 |
|
|
|
|
|
○ |
以下のような点を説明し,確認する。 |
|
・ |
プレゼンテーションの時間は各グループ3分間とする。 |
|
・ |
要点をまとめて発表する。 |
○ |
ポスターだけでなく,必要に応じて小道具などを制作させてもよい。 |
○ |
時間に余裕があれば,パワーポイントなどを活用させたい。 |
|
○ |
他グループの作品に厳しい評価を与えることができたか。 |
|
[思考・判断] |
○ |
自グループの企画の売りをアピールできるように他のグループに意見交換したか。 |
|
[関・意・態] |
|
|
|
 |
 |
練習したようにうまくプレゼンテーションできるだろうか? |
|
 |
他社へ厳しい評価をするにはどこに着目すればよいのだろうか? |
|
|
 |
・ |
我社の企画をプレゼンテーションするとともに他社案を厳しく評価する。 |
 |
・ |
他社のプレゼンテーションを聞くことにより,いろんなアイディアがあることに気付いた。 |
・ |
前回のプレゼンより,よくできた(よくできなかった)。 |
・ |
他社の良い点をほめよう。 |
|
|
|
|
《プレゼンテーションに望ませる》 |
○ |
各グループの「厳しい評価表」は対当グループに渡し,今後の展開の参考とさせる。
以下のような評価項目が考えられる。
・ |
日時の設定は適切か。 |
・ |
イベントの対象を考えているか。 |
・ |
会場は適切であるか。 |
|
|
伸
ば
そ
う
!
|
 |
 |
様々な課題を解決してプランのプレゼンテーションを行ったがこれで良かったのだろうか? |
 |
この学習を通してどんな力を身に付けたのだろうか?それぞれの活動を振り返り考えてみよう。 |
 |
・ |
各グループ,各自でまとめ,総括し,感想や意見を述べる。 |
 |
・ |
今回の学習では,今までの学習では体験できないようなことをすることができた。 |
・ |
ひとつのポスターの中にも,いろんな情報が詰まっているいることに気付いた。 |
・ |
利益を上げるということがこんなにも大変だということが分かった。 |
・ |
今度は企画を実現させたい。 |
|
|
|
|
《学習の振り返りについて》 |
○ |
これまでの自己評価カードを基にグループで発見した問題や解決した課題を振り返らせ更なる課題を見いださせる。 |
○ |
グループの意見を総括させ,クラスで共有させる。 |
|
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○ |
自己の活動を振り返り,その活動内容を確認できたか。 |
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[関・意・態] |
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.pdfファイル |
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自己評価表は,1「アントレプレナー」に触れよう!から9プレゼンテーションに臨もう!まで一括して印刷できます。 |
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(注) |
本時の自己評価表「2.誠意を持って…」の「誠意」は他社企画またはプレゼンテーションの批判ではなく,互いに高めあうために厳しく評価しようという意味です。生徒が理解しにくいようであれば,ご説明ください。 |
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