悩み・疑問・相談にお答えします!

先生方の日頃の疑問にお答えします。この他にも悩み・相談などがあればメールでお送りください。可能な限りお答えしたいと考えております。

クラス編成の方法はどのようにしたらよいのでしょうか?
 実際の編成の方法について神埼中学校での実践例を紹介していますので,それを参考にしてください。神埼中では2クラスを3グループに分けて学習指導をしています。

 取り組みやすい方法としては,少人数指導の一環として「習熟の程度に応じた学習指導」を取り入れる方法です。すでに少人数指導を実践している学校であれば時間割の操作も必要ありません。
 学習に入る前に各コースの学習内容を明示し,その上でアンケート等を行い,生徒の希望を生かしてコース編成を行います。ガイダンスやカウンセリングを併せて行い,生徒が適切なコースを選べるようにします。
 クラス編成は少なくとも学期毎に行い,生徒がコースの変更を希望した場合,可能であれば途中でも認めてほしいものです。また,保護者に「習熟の程度に応じた学習指導」実施に関しての連絡を忘れてはいけません。
神埼中学校の実践はここ
テスト問題はどうすればよいのでしょうか?
 生徒の習熟度に応じてクラス編成をしていても,英語科の目標が変わることはありません。ですから,評価を目的として定期テストを行う場合はすべてのコースの生徒に同じ問題を使うべきでしょう。
 しかし,日々の授業の中で,形成的な評価を行うために実施するテストはコース毎に違ってもよいのではないでしょうか。生徒の実態に応じたテストを行ってください。
評価はどうしたらよいのでしょうか?
 評価規準をコースによって変えるべきでしょうか。いいえ,評価規準はあくまでも1つです。同一の評価規準表を用いて評価すべきです。
 ですから,「習熟の程度に応じた学習指導」を行っていても評価のやり方を変える必要はありません。ただ,複数の英語教師で指導に当たるのですから,時々英語教師間で,評価の材料になるものを録画するなどして,評価の基準を確認することが必要です。
評価についての詳しい話はここ
毎日,複数のコースの教材を作るのが大変なんですが・・・
 たしかに,コース毎,単元毎に作っていたら大変です。そこで手軽に取り組むことができて,しかもどのコースの生徒にも利用できる便利なワークシートがあります。うまく使えば先生方の教材作成の時間が大幅に短縮されることになるでしょう。
弾丸インプットの紹介ページへ