1 単元名 「絵巻物『鳥獣人物戯画』を味わおう 〜鑑賞と表現の両領域からのアプローチ〜」 | |
授業実践者:衞藤 拡典 |
2 題材とその指導について |
○ |
題材観 |
○ |
生徒観 |
○ |
指導観 |
・ フラッシュなどのアニメーションを用いて絵巻物を鑑賞できるWebページを利用し,生徒の絵巻物への理解を深める。 |
3 指導計画 (全2時間) |
|
4 本時の学習指導 (2/2時間) 場所:美術室 時間:2校時 |
(1) 目標 | |
ア 欠落した画面を前後の場面から推理し,絵として表そうとする。【関心・意欲・態度】 イ 自分の想像した画面を絵として表し,前後のつながりを考えた物語として表現できる。 【発想や構想の能力】 ウ 絵巻物の表現方法について理解し,主題としての物語に気付く。【鑑賞の能力】 | |
(2) 評価規準 | |
【関心・意欲・態度】 絵巻物に関心を持ち,欠落した画面を絵として表現しようとする。 【発想や構想の能力】 欠落した画面を絵として表し,前後のつながりを考えた物語として表現することができる。 【鑑賞の能力】 絵巻物の表現方法について理解し,作品を味わいながら鑑賞する。 |
|
(3) 展開 |
児童・生徒の学習活動
|
教師の指導・支援(※評価) | |||
---|---|---|---|---|
1 | 本時の学習目標や内容を確認する。 |
○ |
「鳥獣人物戯画(甲巻)」のレプリカを提示し,前時の活動を振り返らせる。 | |
2 | 猿・兎・蛙は,なぜ走っているのか,次の画面を想像して描く。 ↑ この画面に続く画面を考える
|
○ ○ ※ ※ |
欠落した画面のイメージを,文章から絵へと具体化させる。 前後のつながりのある物語として表現させる。 画面上では次に来るが,時間軸の上では前の出来事であることを押さえる。 背景を描き加えることで場面設定をしてもよい。自分で考えた新しいキャラクターを登場させてもよい。描いている内に,前時に考えた物語と絵の内容が変わってもよい。 【関心・意欲・態度】 絵巻物に関心を持ち,欠落した画面を絵として表そうとする。 【発想や構想の能力】 欠落した画面を絵として表し,前後のつながりを考えた物語として表現できる。 | |
3 | 友人の考えた画面を知る。
|
○ |
作品を実物投影機でスクリーンに映し,自分の考えた画面を発表させる。 | |
4 | 絵巻物の表現形式や特性についてまとめる。 | ○ ○ ※ |
絵巻物には,主題としての物語が存在することを押さえる。 「鳥獣人物戯画」は,再構成された可能性があり,生徒の考えた場面設定も有り得たことを伝え,余韻を残して終わる。 【鑑賞の能力】 絵巻物の表現方法について理解し,作品を味わいながら鑑賞する。 |
※ 資料等 |
指導案 |
5 生徒の反応(生徒の感想から) | ||||||||||||
|
6 授業を終えて(授業者の考察) |
||||||||
| ||||||||