「授業では、学校図書館をどのように活用していますか」という設問については、小学校では「読書指導や読書活動の場として」と回答した教師の割合が最も多く、41.5%になっている。これは中学校教師の意識調査の結果と比べて,かなり高くなっている。中学校では「調べ学習の場として」活用する割合が小学校よりもやや高くなっている。[図6]

〈これからの指導に向けて〉
コンピュータを活用した授業
平成22年度佐賀県における学力向上重点対策の3「学習環境の改善充実」の中で、「ICT活用の個に応じた指導の充実」があげられ、佐賀県内の各学校においても、電子黒板やPCなどの環境の充実が図られ、公開授業や研究会などが行われている。ICTを活用することは、教師の指示を明確にしたり、見せながら話すことで説明が分かりやすくなったするなど、様々なよさがある。さらに、インターネットで最新の情報にふれたり、学習素材やソフトウェアで知識や技能を定着させたりすることにもつながったりすることもある。今後、教師のICTを活用するスキルアップ研修や児童生徒への情報モラルにかかわる教育などについても計画的に行っていく必要があると考えられる。
|
最終更新日:2011-1-31