過程 |
主な学習活動 |
教師の指導・支援 |
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○江戸時代の寺子屋と明治時代の小学校の絵図を見て、相違点を見付ける。
○黒船来航から国内が混乱して、若い武士たちが江戸幕府を倒すまでの様子について調べる。 |
○絵図にある先生の服が洋服であることなどから、明治時代の特徴として、欧米化したことに気付かせる。
○外国からの圧力で不平等条約を結ぶことになったことをきっかけに、倒幕と新政府創設への流れを、西郷、大久保、木戸の働き掛けや願いとつなげさせ、時代の変化を意識させる。 |
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明治時代になり、世の中はどのように変化し、どのような人物が活躍したのだろうか。《学習問題T》 |
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調
べ
る |
○欧米で学んだ大久保利通らが、どのような国づくりをしたのかを調べる。 |
○富国強兵を成し遂げようと、官営工場、徴兵令、地租改正を行い、西洋化と国力増加を推進したことに気付かせる。 |
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○江戸時代の世の中の様子と明治の世の中の様子の違いを「日本橋近くの様子」の絵図から調べる。 |
○明治維新の政策により、人々の暮らしも西洋化し、文明開化といわれる急激な変化について、絵図を基に捉えさせる。 |
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○政府の改革に不満をもつ人々の行動について調べる。 |
○西南戦争のような反乱から、言論による主張へと変化し、国民の意思を反映させるために国会開設へと動く流れを、西郷隆盛と板垣退助を中心にまとめさせる。 |
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○伊藤博文が作った大日本帝国憲法と明治政府の国づくりについて調べる。 |
○維新終末として、大日本帝国憲法制定と国会の仕組みを調べさせることで、伊藤博文を中心にどのような国づくりを行ったのかを捉えさせる。 |
1 |
考
え
・
ま
と
め
る |
○明治維新期の日本の状況を整理し、現代における日本の状況と合わせ、明治維新は成功したかどうかについて自分の考えをもつ。
(意思決定1)
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○明治維新による日本の様子と江戸時代の日本の様子を整理させる。
○平成維新期といわれる現在の日本を、明治維新期の日本を例として、改革推進の是否の討論へと促す。 |
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論題 明治政府の政策は、成功、失敗のどちらであろうか。《学習問題U》
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○討論により、明治維新の政策の成功か失敗かを考えることで、現在の日本の改革推進の是否について、自分の考えを見直す。
(意思決定2) |
○明治維新期の政策と社会の状況を整理し、「国民」、「政府」の立場から明治維新期の政策について成功か失敗かの意見文を書かせる。 |
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