これからの算数科学習指導について提案します!

 小学5年 「図形の角を調べよう」
      6/6時の学習プラン 〜「しあげの問題」に取り組もう〜
  1 本時の目標
 
三角形や四角形の角の大きさや多角形の内角の和を計算で求めることができる。
   
【数量や図形についての技能】
 
図形の性質についての理解を確実にする。
 
【数量や図形についての知識・理解】
   
  2 本時の展開
 
過程
学習活動
指導上の留意点(・)、評価規準と評価方法(◎○)
算数的活動(◇)
つかむ
1  本時の課題を捉える。
前時までの学習内容を振り返らせる。
「しあげのもんだい」に取り組もう。
見通す
2 解決の見通しをもつ。
教科書等を用いて単元の学習を振り返らせ、[4]については三角定規の角の大きさを確認させて、解決方法についての見通しをもたせる。
自力解決
3 自力解決をする。

 
教科書の問題(p11)に取り組み、これまでの学習の振り返りと定着を図る。
     
     
  《「しあげのもんだい」の内容》
  [1] 三角形の3つの角の大きさの和…(    )°
    四角形の4つの角の大きさの和…(    )°
  [2] 三角形、四角形、五角形、六角形などのように、直線で囲まれた図形を何というか。
  [3] 三角形や四角形の角の大きさを計算で求めよう。
  [4] 三角定規を組み合わせてできた角度の和について説明しよう。

答えのみではなく、考え方や解決方法等も記述することを伝えておく。
自力解決が難しい問題については、ヒントコーナーを利用して解決してよいことを確認しておく。
早く自力解決ができた児童には、チャレンジ問題(p122、123)に取り組ませる。
◎ 三角形や四角形の内角の和を基に、三角形や四角形の角の大きさを計算で求めることができる。
                   【技能】(観察、ノート)
A 三角形や四角形の角の大きさや多角形の内角の和を計算で求め、チャレンジ問題にも取り組むことができる。 
B 三角形や四角形の角の大きさを計算で求めることができる。

〔「努力を要する」状況(C)の児童への指導〕
  教科書やノートを用いて、これまでの学習を振り返らせ、解決方法についての見通しをもたせる。
学習活動の観察や授業後のノート記述の分析を基に、全員を対象とした評価を行い、記録に残す。その際、本時は単元の学習のまとめを行うため、「努力を要する」状況(C)であった児童が「おおむね満足できる」状況(B)になっているかなど、これまでの評価を見直して調整を図るようにする。

○ 三角形の内角が180°になることや、四角形の内角の和が360°になることを理解している。
               【知識・理解】(観察、ノート)
A 三角形の内角が180°になることや、四角形の内角の和が360°になることを記述し、多角形の外角の和が360°になることを調べている。
B 三角形の内角が180°になることや、四角形の内角の和が360°になることを記述している。

〔「努力を要する」状況(C)の児童への指導〕
  教科書やノートを使って、これまでの学習を振り返らせる。
前時までに「努力を要する」状況(C)であった児童が「おおむね満足できる」状況(B)となるよう指導し、本時において「十分満足できる」状況(A)になった児童がいれば記録に残す。
まとめ
本単元の学習を振り返り、学習のまとめをする。
ノートを使ってこれまでの学習を振り返らせ、学習の感想を書かせる。
 
   
 

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