過程 |
学 習 活 動
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指導上の留意点(・)、評価規準と評価方法(◎○)
算数的活動(◇)、ICT利活用(◆) |
つかむ |
[問題]
次の図形の色を付けた部分の面積を求めましょう。

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・ |
前時の学習を振り返り、円の面積は、半径×半径×3.14で計算することを確認する。 |
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◆ |
電子黒板を用いて問題の図を提示し、課題を捉えさせる。 |
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見通す |
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・ |
問題の図形から円を見いだすことができることに気付かせる。 |
・ |
(1)の図形は円の になっていることを具体物で確認する。 |
・ |
(2)の円の直径は8pになることを確認する。 |
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自力解決 |
3 |
自力解決をする。 |
・ |
円の面積の公式を用いて、図形の色を付けた部分の面積を求める。 |
・ |
面積の求め方を図や式や言葉などを用いてかく。 |
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・ |
(1)は円の だから、半径6pの円の面積を求めてから にすればよい。
6×6×3.14=113.04
113.04÷4=28.26
答え 28.26cu |
・ |
(2)は1辺が8pの正方形の面積から、半径4pの円の面積をひくとよい。
8×8=64
4×4×3.14=50.24
64−50.24=9.76
答え 50.24cu |
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◇ |
どのようにして求めたかが分かるように、考えの根拠を図や式や言葉などを用いてノートにかかせる。(ア) |
・ |
(2)の正方形から円を抜き取った残りの部分についてのイメージがもてない児童には、具体物を操作させて考えさせる。 |
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◎ 円の面積の公式を用いて、円を含む複合図形の面積を求めることができる。【技能】(観察、ノート)
A 円の面積の公式を用いて、(1)と(2)のどちらの図形の面積も求めることができる。
B 円の面積の公式を用いて、(1)または(2)のどちらかの図形の面積を求めることができる。
〔「努力を要する」状況(C)と判断した児童への指導〕
パソコンを用いて
ヒントとなるようなアニメーションを見せ、その図を基に立式させる。 |
※ |
学習活動の観察や授業後のノート記述の分析を基に、全員を対象とした評価を行い記録に残す。 |
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学び合い |
4 |
自分の考えをグループで説明し合う。 |
・ |
面積の求め方について式と図を関連付けて説明する。 |
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「手順を示しながら説明し合う様子」 |
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《児童がノートにかいた考え》 |
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◇ |
それぞれの式が図形のどの部分を求めているのかを図で確認させ、式と図を関連付けて説明させる。(イ) |
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・ |
円の面積の公式を用いているかを確認させながら、友達の説明を聞かせる。 |
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5 |
全体で、円の面積の公式を用いて面積を求めたことについて話し合う。 |
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◆ |
電子黒板を用いて児童のノートを拡大提示し、それを使いながら説明させる。 |
・ |
図を基に、半径の長さを確認させ、どちらの問題も円の面積の公式を用いて求めていることを確認する。 |
・ |
円を等分するという考え方や全体から円の面積を抜き取るという考え方が使われていることを確認する。 |
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まとめる |
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図形の中に円を見付けて、円の面積の公式を使って考えるとよい。 |
[問題]
次の図形は、
の円です。面積を求めましょう。
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《児童がノートにかいた考え》 |
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「十分満足できる」状況(A)と判断したノート記述の例 |
8 |
本時の学習を算数日記にまとめる。 |
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《児童が実際に書いた算数日記の例》 |
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・ |
問題の図形を提示し、円の になっていることを確認する。 |
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○ 円を含む複合図形の面積も、円の面積の公式を用いて求められることを理解している。
【知識・理解】(観察、ノート)
A の円であることを基に、公式を用いて円の面積を求めた後に6等分し、言葉でも面積の求め方について記述している。
B の円であることを基に、公式を用いて円の面積を求めた後に6等分している。
〔「努力を要する」状況(C)と判断した児童への指導〕
円の面積の公式と半径の長さを確認させ、円をいくつに分ければよいか考えさせる。 |
※ |
「努力を要する」状況(C)である児童が「おおむね満足できる」状況(B)となるよう指導し、本時において「十分満足できる」状況(A)になった児童がいれば記録に残す。 |
・ |
授業で分かったことや感想、これから気を付けたいことや更に調べてみたいことなどを書かせるようにする。 |
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