過程 |
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指導上の留意点(・)、評価規準と評価方法(◎○)
算数的活動(◇)、ICT利活用(◆) |
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つかむ |
1 |
本時の問題を知り、課題をつかむ。 |
[問題]
レッド、イエロー、グリーン、ブラックの4チームが、下のような組み合わせで、練習試合をしました。
レッド−イエロー |
グリーン−ブラック |
レッド−グリーン |
イエロー−ブラック |
グリーン−レッド |
ブラック−イエロー |
・ |
まだ、試合をしていない組み合わせはありますか。 |
・ |
2回試合をした組み合わせはどれですか 。 |
・ |
上の4チームで、日曜日に試合をします。どのチームも1回ずつあたるようにします。試合の組み合わせを全部かきましょう。 |
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・ |
試合の組み合わせを見て、気付いたことを出し合い、組み合わせの意味を考える。 |
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◆ |
プロジェクターで、ドッジボールのイラストや練習試合の組み合わせを拡大提示して興味をもたせ、問題を捉えやすくする。
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◇ |
試合をしていない組み合わせ(落ち)や2回試合をしている組み合わせ(重なり)があることから、思いつくままに組み合わせを考えるのではなく、順序よく整理する方法について考えさせる。(ア) |
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見通す |
2 |
解決の見通しをもつ。
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・ |
チーム名を書いたプレートを用いてレッドチームが対戦するチーム、イエローチームが対戦するチームを考える。 |
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・ |
チーム名を書いたプレートを用いることで、組み合わせについての具体的な見通しをもたせる。
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◇ |
チーム名を書いたプレートを貼り替えながら、チームの組み合わせを考えさせる。(イ) |
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自力解決 |
3 |
自力解決をする。 |
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・ |
チームの組み合わせを落ちや重なりがないように調べる。 |
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《児童がノートにかいた考え》 |
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・ |
見通しでの考えを基に組み合わせを図や表で表現させる。 |
◎ 4チームの中から2チームを選ぶ組み合わせについて、図や表を用いて表すなどの工夫をしながら、落ちや重なりがないように順序よく調べようとしている。
【関心・意欲・態度】(観察、ノート)
A 図や表を用いて1つの方法ですべての場合を順序よく調べ、更に別の方法でも調べようとしている。
B 図や表を用いて、すべての場合を順序よく調べようとしている。
〔「努力を要する」状況(C)と判断した児童への指導〕
レ、イ、グ、ブのカードを並べた図を提示し、試合をする2組を線で結んで考えさせる。
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※ |
学習活動の観察や授業後のノート記述の分析を基に、全員を対象とした評価を行い、記録に残す。 |
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学び合い |
4 |
自分の考えをペアで説明し合う。 |
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・ ノートを見せながら、自分の考えを説明する。 |
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「ペアで説明し合う様子」 |
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・ |
自分が調べた方法について、ノートを見せながらペアで説明させる。 |
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・ |
自分の表現方法と似ているところや違うところを見付けさせ、友だちの表現方法のよいところや分かりやすいところに気付かせる。 |
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5 |
解決方法を発表し、全体で話し合う。
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《児童がノートにかいた考え》 |
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・ |
黒板に図や表をかかせながら、調べた方法を説明させる。 |
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・ |
紹介された図や表を実際にかいてみる活動を通して、組み合わせを順序よく整理する方法について理解させる。 |
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まとめる |
6 |
本時の学習をまとめる。 |
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組み合わせは図や表に表すと整理されて分かりやすい。
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7 |
適用問題を解く。(教科書p25A)
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8 |
本時の学習を振り返り、算数日記に書く。 |
《児童が実際に書いた算数日記の例》 |
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落ちや重なりがないように、全部の組み合わせを考えるために、図や表を用いて調べたことについてまとめさせる。 |
・ |
適用問題においても、図や表を用いて考えさせる。 |
・ |
授業で分かったことや感想、これから気を付けたいことや更に調べてみたいことなどを書かせるようにする。 |
○ 組み合わせについて、起こり得る場合を落ちや重なりがないように調べるには、図や表にかき表すとよいことを理解している。【知識・理解】(観察、ノート)
A 適用問題において、図や表を用いて解決し、更に算数日記の中で図や表の有用性について記述している。
B 適用問題において、図や表を用いて解決している。
〔「努力を要する」状況(C)と判断した児童への指導〕
学び合いで紹介された図や表を振り返らせ、その中から考えやすいものを選ばせて解決させる。 |
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「努力を要する」状況(C)である児童が「おおむね満足できる」状況(B)となるよう指導し、「十分満足できる」状況(A)の児童がいれば記録に残す。 |
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