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〈本時の実践例〉 5/9

 
(1) 目標 
 ○ 「黒い部分」と「白い部分」に当てはまる言葉を整理し、図や具体例を用いている筆者の意見の述べ方の工夫に気付くことができる。【C読むこと(1)ウ】  
(2) 指導の実際  
学習活動
指導・支援
1 前時の学習を振り返り、本時のめあてを確認する。

筆者の考えを読み取り、述べ方の工夫を考えよう。
○ 前時に書き出した「黒い部分」と「白い部分」に当てはまる言葉を確認しながら本論部分を読ませる。
2 「黒い部分」と「白い部分」に当てはまる言葉を整理する。

 ※意見や具体例の別、対応関係については教師と一緒に考えて整理する。
【「黒い部分」の具体例】
・グループの一つ一つ
・ひとりひとりのすがた
・サッカー、ドッジボール、おにごっこ、なわとび
【「黒い部分」の筆者の意見】
・テレビの送り手が集め、選び、編集してとどける情報
・ほんの一部
・だれにでも受け入れてもらえそうな、そのごく一部

【「白い部分」の具体例】
・広いグラウンド
・いろいろなグループ
・グラウンドいっぱいに広がっている全体
【「白い部分」の筆者の意見】
・世界じゅうの出来事や動き
・実際の出来事にふくまれるぼうだいな量の情報の一部
・さまざまな出来事




○ 児童が選んだ言葉は事前に短冊に書き出し用意しておく。
○ 黒板に短冊を貼り、児童に実際に操作させ、話し合いながら整理していく。

     《児童が短冊を操作している様子》

○ 分かりやすく整理するために、意見や具体例の別、対応関係については、途中においても随時支援していく。

      《短冊を操作した後の黒板》
3 筆者が「黒い部分」と「白い部分」の図を使って伝えたかったことをまとめる。 ○ 図や具体例と意見との関係を明確にさせるために、筆者が「黒い部分」と「白い部分」の図を用いて伝えたかったことを文章でまとめさせる。
例:テレビを見るだけで分かったつもりになるが、テレビからとどけられる情報は一部であり、報道されなかった事実の中には重要な情報もたくさんある。

4 筆者の意見の述べ方の工夫としての、図や具体例の効果について考える。
・分かりやすくなる
・筆者の意見を整理しやすい  など
○ 「このことを、分かりやすく〜」「もっと分かりやすく」などの表現などを参考に、図や具体例の効果について考えさせる。

 《筆者の意見の述べ方の工夫について考え、まとめている様子》
【評価】イ−1
筆者の考えを読み取り、図や具体例を用いている筆者の意見の述べ方の工夫に気付いている。
[ワークシートの記述]
5 学習を振り返り,次時の学習に見通しをもつ。 ○ 次時は資料部分について読み取っていくことを伝える。
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