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〈本時の実践例〉　６／１1
（１）　目標

　○
　○

お手紙によって心が通い合うがまくんとかえるくんの様子を読み取ることができる。(イ－２)
主語のない文章があることに気付き、場面の様子を想像しながら読むことができる。(ウ－１)

（２）　指導の実際

学習活動

指導・支援

１　前時の学習を振り返り、本時のめあてを知る。

やくわり読みをしながら、がまくんとかえるくんの気持ちを考えよう。

○　学習計画の拡大掲示物を用い、前時までの読み取りで分かったことを振り返らせ、本時にも使うことを知らせる。
・気持ちは、会話や行動、挿絵から想像する。
　・繰り返し出てきた文章には、変化を付ける。　

《学習計画表》

２　３の場面後半を音読する。

○　がまくんの言った会話文とかえるくんの言った会話文を色分けし把握させる。
　(がまくん・・・赤、かえるくん・・・緑)
○　役割読みをさせることで、誰の言った言葉かを確認させる。

　【評価】
　誰の言った会話文かを理解しながら読んでいる。(ウ－１)

３　ワークシートにがまくんの気持ちとかえるくんの気持ちを書き込む。
(１)一人で考える。

《１人で登場人物の気持ちを読み取っている様子》

(２)少人数で交流する。

《読み取ったことを隣同士で伝え合っている様子》

(３)全体で交流する。

《全体で登場人物の気持ちを共有している様子①》

○　読み取った気持ちを登場人物の言葉で書かせる。会話文に続けてつぶやきを書き加えさせたりする。

○　作業が進まない児童には、指定した会話文を書き抜かせたり、他の児童の記入例を参考にさせたりしながら考えさせる。

○　隣同士やグループで交流させることで多様な考えに触れさせたり、書けなかったところに記入させたりする。

○ 拡大した教材文を提示し、児童の発言を色分けして書きこんでいく。
　 (がまくん・・・赤、かえるくん・・・緑)　
○　「きみが。」、「ああ。」の短いことばに込められているがまくんの気もちを考えさせる。
○　挿絵や文章から１の場面との場面の様子を比べさせる。

《全体で登場人物の気持ちを共有している様子②》　

４　気もちをこめて、三の場面の役割読みをする。

○　がまくん、かえるくん、かたつむりくん、地の文の４つに分かれ、音読させる。
○　動作を加えたり、抑揚をつけたりしながら上手に読んでいる児童を紹介する。

【評価】

２人の心が通い合っていく様子を読み取ることができる。　　(イ－１)　　　　　〔ワークシート・観察〕

５　本時の振り返りをする。

《本時の学習の振り返りをしている様子》

○　ワークシートで振り返りをさせる。
○　会話や行動、挿絵から気持ちが想像できることに気付かせる。