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2 研究の実際

アンケート結果を基にした基本スキルの選択(小学校低学年)

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基本スキルの選択方法について
○ 〈基本的なかかわりスキル〉、〈仲間関係発展・共感的スキル〉について
  児童生徒のアンケート結果で「できていない」と回答している割合が10%〜20%の基本スキルを抽出する。
  その中から、教師のアンケート結果で「6割程度の児童生徒ができている」と回答している割合が最も高い
  基本スキルを選択する。
  ※「できていない」は、「あまりしていない(できていない)」と「ほとんどしていない(できていない)」を合計した
   ものです。
  ※<主張行動スキル>、<問題解決技法>については、選択しない。

<基本的なかかわりスキル>
 
〔表1〕児童生徒のアンケート
「できていない」と 回答した割合
〔グラフ1〕 教師のアンケート
「6割程度の児童生徒ができている」と回答した割合
@あいさつ
13%
A自己紹介
16%
B上手な聴き方
13%
C質問する
28%
kakawari
 

〔表1〕の中で、10%〜20%に該当するのは「@あいさつ」「A自己紹介」「B上手な聴き方」である。〔グラフ1〕より、この3つの基本スキルの中で最も高いものは「A自己紹介」であり、これを選択する
 

  選択した基本スキル
矢印
A自己紹介
<仲間関係発展・共感的スキル>
 
〔表2〕児童生徒のアンケート
「できていない」と 回答した割合
〔グラフ2〕 教師のアンケート
「6割程度の児童生徒ができている」と回答した割合
D仲間の誘い方
15%
E仲間の入り方
9%
Fあたたかい言葉かけ
11%
G気持ちをわかって働きかける
13%
nakama
 
  〔表2〕の中で、10%〜20%に該当するのは「D仲間の誘い方」「Fあたたかい言葉かけ」「G気持ちをわかって働きかける」である。〔グラフ2〕より、この3つの基本スキルの中で 最も高いものは「G気持ちをわかって働きかける」であり、これを選択する。
 
  選択した基本スキル
矢印
G気持ちをわかって
  働きかける
 
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最終更新日:2011-03-30